チアリーディング大会ルール・部門

チアリーディングの審査項目について解説します〜3つの協会比較〜

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チアリーディングの審査項目ですが、日本にはいくつか違うルールがあるため採点される基準も異なります。今回は、3つ全てを経験した筆者の意見も添えながらそれぞれの協会ごとにどんなチアリーディングの審査項目があるのかについて説明していきます。

現在日本にはチアリーディングの協会がいくつかあり、その協会ごとに従っているルールが異なります。基本的にはどの協会も「アメリカで発表されているルール」に従っています。つまり、本土アメリカにもたくさんのルールが混在しているのです。

日本のチアリーディング界には大きく分けて3つあることを以下の記事でも説明しました。

さて、それでは、以下3つの協会ごとに審査項目がどのようになっているのか見ていきましょう。※あくまでも今回は「審査項目」に焦点を当てた内容になります。

1、日本チアリーディング協会(JCA)
2、ユナイテッドスピリットアソシエーションジャパン(USAジャパン)
3、日本スポーツチア&ダンス連盟(チアジャパン)

日本チアリーディング協会(JCA)

アメリカのUCA(Universal Cheerelading Association)の大学部門やスクール(高校)部門に近いルールを採用している印象。

審査項目

1、基本テクニック 10点
2、モーション 高校生以上5点 中学生以下 10点
3、ダンス   高校生以上5点 中学生以下 10点
4、ジャンプ  5点
5、タンブリング 5点
6、パートナースタンツ 10点
7、ピラミッド 10点
8、全体難易度 10点
9、スピード感、連続性 高校生以上10点 中学生以下5点
10、同時性/同調整 10点
11、表現テクニック  高校生以上 10点 中学生以下5点
12、完成度 10点

の合計100点となります。(JCAの場合審査員が5人いて、5人全員が同じ演技を審査。その5人が出した点数のうち、最も高い点数と最も低い点数は抜きます。つまり、中間の点数を出した3人分のスコアの合計がチームの得点となります)なので、最大は300点となります。

特徴は、「モーション」という審査項目があること。演技の中で必ず4つのチアモーションを全員で行うので、モーションのシンクロ性などが点数になります。

USAジャパンに比べると、タンブリングの配点が少ないので、スタンツやピラミッドが構成中に多いのも特徴だと言えます。

ユナイテッドスピリットアソシエーションジャパン(USAジャパン)

アメリカのUCAが発表しているオールスターチアのルールに沿っている。

審査項目

ビルディングスコアシート
1、スタンツ 10点(難易度点5点/テクニック点5点)
2、ピラミッド 10点(難易度5点/テクニック5点)
3、バスケットトス 10点(難易度点5点/テクニック5点)
3、コエドスタンツ基数 5点
4、パフォーマンス 10点
※コエドスタンツ基数というのは、決められた数のコエドスタンツを実施できているかどうか。例えば、チームに男性が10人いる場合、最低5つのコエドスタンツを実施すると決められており、その基準さえ満たせば得点をもらえる仕組み。

タンブリングスコアシート
1、立位タンブリング 10点(難易度点5点/テクニック点5点)
2、走りタンブリング 10点(難易度点5点/テクニック5点)
3、ジャンプ 10点 (難易度点5点/テクニック点5点)
4、パフォーマンス 10点

オーバーオールスコアシート
1、スタンツの創造性 2.5点
2、ピラミッドの創造性 2.5点
3、ダンス 10点
4、演技構成 10点
5、パフォーマンス 10点

合計100点。特徴は、スコアシートが「ビルディング」「タンブリング」「オーバーオール」の3つに分かれていて、それぞれのスコアシートに対して審査員がついていること。各スコアシートのパフォーマンス点だけは3つのスコアシートの平均点が最終得点になります。そして、タンブリングも「立位」と「走り込み」に分かれているのも特徴。

USAジャパンの審査項目はとても細かく分かれていて、逆に「どんな難易度の技を何基実施すれば何点取れるか」というのが明確に決められているので、高得点の取れる構成を作りやすいというのも一つ特徴だと思います。

日本スポーツチア&ダンス連盟(チアジャパン)

国際チア連合であるICUのルールに沿っている印象。

審査項目

1、チアクリテリア(コールの部分)10点
2、パートナースタンツ 25点
3、ピラミッド 25点
4、バスケットトス 15点
5、タンブリング 10点
6、構成の流れ 5点
7、全体評価 10点

特徴は、チアクリテリアのスコアがあること。チアジャパンの指定するルールでは、JCAでいう「コール」という部分が2分30秒の演技とは別に実施されます。なのでその練習もしなければなりません。

USAジャパンとは異なり、スタンツやピラミッドの配点が多いのが特徴。ICUの世界大会の演技を見てても、タンブリングの数よりスタンツの数実施数の方が多いのがみてわかります。

いかがでしたか?今回は、日本にある3つの大きなチア協会の審査項目について比較しながら簡単にまとめてみました。協会ごとに異なるルールで異なる審査項目を採用しています。大会に出る際はしっかりとルールを確認して臨むようにしてください。

笠原園花(編集長)

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現在オーストラリア・メルボルンでチアリーディングの選手兼コーチとしてSOUTHERN CROSS CHEERに所属する傍ら、海外チア情報を発信中の笠原園花です。皆さんが知りたい情報をどんどんお届けします!

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