チアリーディング協会

チアリーディングJCA協会についてわかりやすく解説

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チアリーディングの協会であるJCA(日本チアリーディング協会)はどんな組織なのか、どのような大会を主催しているのか、についてまとめてみました。

歴史は30年以上も前から

日本チアリーディング協会が設立されたのは、1987年。今から30年以上も前になります。当時はアメリカの最大チアリーディング組織であるUCAという団体の協力の下、「UCA国際チアリーダーズ協会」の設立委員会が発足されました。ちなみに現在の「日本チアリーディング協会(JCA)」という名前になったのは1994年です。

翌年の1988年4月には、「チアリーディング・ナショナルチャンピオンシップ・イン・ジャパン」が開催されました。これが現在のJAPANCUPとよばれる日本最大のチアリーディング全国大会のもととなっています。つまりこれが第一回JAPANCUPだったわけです。

また、2007年には国際大会である「アジアインターナショナルチャンピオンシップ」を開催。チアリーディングの国際化に力を入れてきました。

加盟団体数

JCAの大会に出場するには、加盟団体となる必要があります。そのため、事前の申請などが必要になります。その加盟団体数は2015年現在で約420団体と言われています。2020年現在、おそらくもっと数は増えているでしょう。尚、加盟資格としては、チアリーディング活動を目的にしている団体・協会が加盟団体としてふさわしいと認めた団体ということで、しっかりとチアリーディングの活動をしている団体であれば問題なく加盟できるでしょう。

JCA主催の国内大会

JCA主催の国内大会については以下の記事でまとめています。

JCAの世界大会

タイトルに「JCAの」とつけたのには理由があります。それは、この世で開催されているチアリーディングの世界大会は一つではないからです。

1998年に国際チアリーディング連盟(IFC)が発足され、記念すべき最初の委員会会議が東京で開催。その後2001年に東京で第一回世界大会が開催され、女子部門でも男女混成部門でも日本代表チームが優勝をしています。

ただ、現状、International Cheerleading Unionn(ICU)とよばれるアメリカ発の国際チア連盟主催の世界大会も開催されており、世界大会に関してはやや複雑な事情を伴っている状況です。現在日本のチアリーディング界には2つの日本代表チームが存在しています。

もう一つの方の世界大会についてはこちらの記事もご覧ください

JCAの大会ルール

JCAの大会ルールは少し独特だったりしますが、アメリカの基準でいえば、UCAが主催するカレッジ部門のルールに近いと思います。

筆者はJCAで7年間競技をした後、USAやチアジャパンといった協会が主催する大会に出場するようになったため両方のルールを経験しています。以下の記事を参考にしてみてください。


JCAが主催するクリニック/キャンプ

JCAは、公認指導員が指導をするクリニックやキャンプが年間を通して開催されています。

ワンデークリニック

半日丸々使い、チアの基礎やスタンツ、モーション、ジャンプ、ダンス、タンブリングを習うクリニック。全国各地で年間を通して開催されています。

サマーキャンプ

チアリーダーの夏の風物詩ともいえるサマーキャンプ。3〜4日間みっちりとチアリーディング漬けの日々を送ります。宿泊可能な場合もあり、チームみんなでまるで合宿のような4日間を過ごすことも可能。現在は、東京、神奈川、静岡、関西、九州地区での開催です。

チアの基礎を学ぶことはもちろんですが、全国大会の演技を練習する時間や披露する時間も設けられています。

JCAとテレビ放送

またJAPANCUPといえばNHK放送。決勝に残ったチームはNHKの放送で演技を流してもらえるとあって気合が入ります。このNHK放送は1990年から始まっています。

さらに現在はスカイAでチアリーディング専用のチャンネルも開設されています。

JCA主催の指導者資格

初級チアリーディング指導員資格CLASS1

チアリーディング用語、基礎的な技術指導方法、トレーニング方法、演技構成方法等を盛り込んだプログラム。ただ、日本協会登録加盟団体員として、協会に登録されている選手・顧問や日本協会登録加盟団体卒業生が対象となるため、JCAの大会に出場したことがない人が取得するのは難しいです。
試験は筆記試験と実技試験の両方が行われます。初回受験の場合は1日目の講習会に参加することが義務です。その後実技試験。2日目は筆記試験となります。

私はこの資格を持っていますが、主に、チアリーディングの安全基礎について学ぶ講習及び試験でした。日本でチアコーチをする場合、この資格を持っていることが求められることがあるので、取得して損はないと思います。また、この資格を持つと、ワンデークリニックでのスタッフになることができます。

上級チアリーディング指導員資格CLASS2

安全プログラム作成方法、環境整備方法、各技術指導手順、競技会採点基準等を盛り込んだプログラム。Class1の資格をすでに持っている人のみが受験可能。

Class1よりも難易度が上がり、本格的に「教える」ことに焦点を当てた資格となります。

日本スポーツ協会公認チアリーディング指導員養成講習会(専門科目Ⅰ)

学校部活動や地域スポーツ団体において、初心者を対象にチアリーディングの基礎的な技術指導を行うことのできる指導者養成コース。チアリーディング用語、基礎技術実施並びに指導方法等を盛り込んだプログラム。満20歳以上であれば誰でも受講可能。試験は、筆記試験と実技試験とレポートの3つにわかれている。

日本スポーツ協会公認チアリーディング上級指導員養成講習会(専門科目Ⅱ)

学校部活動や地域スポーツ団体において、初心者を対象にチアリーディングの基礎的な技術指導の中心的役割を担うことのできる指導者養成コース。安全プログラムの作成方法、環境の整備方法、各技術における段階的指導手順、基礎的な演技構成方法等を盛り込んだプログラム。

満22歳以上で、ClassⅠまたはClassⅡ資格保有者あるいは、日本スポーツ協会公認チアリーディング指導員資格保有者のみが受験可能。試験内容は、筆記試験、実技試験、レポートとなる。

日本スポーツ協会公認チアリーディングコーチ養成講習会(専門科目Ⅲ)

学校部活動や地域スポーツ団体における競技者を対象とした指導者養成コース。安全プログラムの作成方法、各技術における段階的指導手順、複合的な技術実施における指導手順とその方法、競技会における採点基準に基づいた演技構成方法等を盛り込んだプログラム。

受験は、ClassⅡ資格保有者か日本スポーツ協会公認チアリーディング上級指導員資格保有者のみ。
試験内容は筆記試験、実技試験、レポートとなる。

皆さん、いかがでしたか?日本に昔からあるチアリーディングの協会、JCAについて理解が深まれば幸いです。

笠原園花(編集長)

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現在オーストラリア・メルボルンでチアリーディングの選手兼コーチとしてSOUTHERN CROSS CHEERに所属する傍ら、海外チア情報を発信中の笠原園花です。皆さんが知りたい情報をどんどんお届けします!

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