【海外流チア練習方法】オーストラリアでのチアの練習がものすごいスピードで進みます

昨日の練習前の自主練。練習前に多くの選手が集まってスタンツやタンブリングの練習をする。

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練習は火 木 土の各2時間。2時間って少ないって思うかもしれないけど中身が濃くて、スタンツ、スタンツ、スタンツ……!! という感じで進んでいく。チーム練習中は、主に合わせ練習になるので個別のスタンツ練習は練習前か練習後に自主練という形で行われる

私はみんなより技術面でも遅れているので誰よりも自主練しなければいけない。自主練すればするほど、修正点が出て来て思うように体が動かない。そして周りはどんどん技を完成させている。みんなより遅れているという焦りと本番までに間に合わなかったらどうしようという焦りでオフの日もその不安に脳みそが占領されます。

どうしたらその不安を解消できるか考えました。出た答えは、私は「人一倍練習している」と自己暗示かけられたら不安が解消するはずということ。タンブリングでもなんでもいいので、スタンツに限らず毎日チアジムに通って自主練しようと思います。

ちなみに、練習がものすごいスピードで進んでいきます。

息を吸う時間もないくらいです。ちなみにオーストラリアは南半球なので、夏です。非常に暑いです。高校の時の夏休み練習の記憶が蘇ります。※大学時代はアリーナにクーラーついてたので快適でした。青学の施設は最高でした。

コレオグラフが終わって、3回目の練習が終わったところなのですが、すでにピラミッドは通しで完成しています。通しもガンガンやってます。

日本にいた時のチームでは、構成決まったあとは、1〜2ヶ月ずっと単品練習をやっていました。その間、通し練習はやってなかっと思います。やっと単品でスタンツが安定してきた頃に、部分し、部分通しが良くなってきたら、全通しという流れでした。

でもこちらでは異なります。


日ごとに、パートナースタンツ重点練習、ピラミッド重点練習やジャンプ合わせや移動練習……と重点的に練習するものが違うのですが、練習の前半にこれらを重点的に練習したあとは、通し練習が始まります。

といっても、全部スタンツを入れるのではなく、通しで100%確実に成功するスタンツを基ごとに判断し、確実にできるものだけを入れて通していきます。そこに、コーチから指示があったらジャンプやタンブリングも入れて通します。

こんな感じで徐々に入れるスタンツを増やしていくという仕組み。私はこのやり方がすごく好き。
このやり方だと、単品でできてたのに通しだとできないという悩みが減ると思います。スタンツが全部はまだはいっていないですが、通しを何回もすることで、どこで息が荒くなって、どこが緊張ポイントなのかが初期段階からわかるので、その意識の元で、スタンツ練習ができるから。

ものすごいスピードで練習が進んでいくので、頭も疲労しているけど、すごく充実している。

暑すぎて男子選手は上半身裸