オーストラリア

海外版 チアリーディング世界大会振り付け2日目から最終日までの様子を大公開

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

メルボルンに来て次の日から始まった世界大会2018に向けた振り付け。5日間かけて行う振り付けの2日目から最終日までの様子を書いた記事です。

初日の様子はこちら

海外版 チアリーディング世界大会用の振り付けが始まりました!

振り付け2日目

メルボルンにきてから3日目。練習参加は2回目。

振り付け期間なので、オフはなく、19時から22時45分までみっちり(水休憩などの休憩もほぼなし)振り付けです。

今日は昨日全体の流れを振り付けしてもらった部分のうち、スタンツ部分を技とカウント全部入れて、さらに実際にスタンツも入れて通しました。振り付け2回目にしてすでにスタンツをいれて流れ通し……!

しかもかなりハイレベルなので、技に追われてしまって、カウントを守れない。カウント意識すると技ができない。わたしだけ一人、かなりてんやわんやな一日でした。

日本にいるときには感じたことのない、プレッシャー。日本にいるときは、構成考えて、後々その技ができなかったらレベルダウンという方法が多いと思うけど、今日は、振付師が指示するスタンツが数回でできなかったらすぐに違うスタンツに変えるというスタイルで、今後の練習が、「技の精度をあげる」ことに特化されていくんだろうと思った。

振付師のリサさんも最後に言ってたけど、アメリカの強豪は難易度の高いタンブリングをたくさんいれてくる。タンブリングの難易度スコアではまだ我々は勝てない。だからこそ、違う部分でアメリカの強豪たちより優れていなければならない。だからこそ、私達の目標は難易度もそうだけど、クリーンでヒットゼロ(ノーミス)の演技をすること。

2日目にして、脳みそと体が追いついていかない感じが否めないが……。チームメイトにも「そのか、BRAIN(脳みそ)まだ働いている?」といわれ、ソッコーで「NO」と答えました。笑

明日の振り付けもがんばろう!

振り付け3日目

8時~10時30分までの2時間半。初日、二日目と合計7時間すでに振り付けを行っています。

今日は、昨日までに振り付け終わった部分のブラッシュアップ。昨日までに振り付けした部分(オープニングから3分の2くらい)をリサさんが帰宅後ビデオチェックし、修正部分をみつけ、それを今日事細かく修正するという作業が今日。

POINT✓前後の移動はスムーズか?(これは当たり前)
✓移動のカウントが十分か、移動がぶつからないか(これも当たり前)
✓対称にいる選手の雰囲気は同じか?

という細いかいところまで気にします。

どういうことかというと、審査員席が今年はこれまでより高い位置に設置されるということで、審査員がより全体フォーメーションを見やすくなったとのこと。なので、または全体フォーメーションの印象をよくするためにジャンプやダンスの対称となる選手の性別はもちろん、身長、そして髪の毛の色までこだわって配置するみたいです。

そんなこんなで、私のジャンプの位置は結構奥まったところになってしまいました。そして全体カウントが足りず、私のタンブリングがなくなってしまったのは悲しい涙 けど、これは飾り程度のものでしかなかったから削られたのであって、高いレベルのタンブリングをできるようにならないと演技で使えないということで明日からもう一個レベル高いものを練習しようと思う。

このブラッシュアップで2時間半!ほんっとうに細部までこだわり、一切の妥協はしません。

最後の方は、曲をいれてマーキング(空通し)。気を付け、構え、キャッチ、移動はじめのカウントはすでに決まっているので、それを忠実にみんなが守れたマーキングができたら帰れて、だめっだたらあと2回! のリサさんの掛け声。この時すでに100回くらい通しているので、できればもう終わらせたい、ということで…集中力は高まり、一発OK。ちなみにアメリカのチームだと「練習終わりの時間」はないらしい。その日の練習が終われば終わり。深夜1時まで練習というのもざらにあるそうで。アメリカだから皆車を持っているから何時だろうと帰宅できる。日本みたいに「終電」概念がないのがいいのか悪いのか…

この3日間で9時間半すでに費やしていて、でもまだ構成の3分の2! 明日はオフで、土曜日はダンス、日曜日はピラミッドの振り付けをしていくそう。特にピラミッドは楽しみ!(唯一の得意分野w)

振り付け4日目

振り付けが始まって4日目。今日は最長の4時間。

移動中のチアモーションやジャンプ前のモーションをまだまだ詰めていきます。日本だと、移動にモーションはつかない事が多く、結構みんな手をぶらぶらして歩いたり走ったりすることが多い印象があります。

アメリカ基準だと移動中の手ぶらぶらは大厳禁!!!
審査員にお尻を向けて移動するのも大厳禁!!!
演技全体の完成度がさがるからです。移動も演技の一部なので、移動も含めてすべてに振りがつきます。

移動も演技の一部というのは、高校時代のチアの先生が厳しく
言っていたことだけど、これが世界基準だとおもうので、日本のチア界にも
移動にもっと気を遣うチームが増やしたいな……とひそかに思っています。

振り付け5日目(最終日)

ピラミッドで締め続けたらこんな跡が!

昨日の暑さと疲労がまだ回復しない中……(チームメイトの皆も結構やられてたと思う)本日、振り付け最終日でした。今日は3時半~6時半の予定が、全然のびのびで7時半まで! 4時間みっちりピラミッドの構成を完成させました。

日本では3層のピラミッドを2分半の中にふんだんに盛り込みますが、(むしろ、グループスタンツが少なめで1~2か所しかないですよね)アメリカ基準だと、他の要素にも時間を割かなければいけないのでピラミッドは少なめで1~2箇所のみ。

でもその代わり、各チーム独創性のあるピラミッドの流れを入れてきます。トップの選手のディスマウントも、ただひねったり回転しておりるだけではなくおりて回転しながら次の位置に移動したりと動きの流れをできるだけ止めないような工夫をします。そんな感じなので、ピラミッド中は止まる時間がない。私は今回ミドルのポジションで、トップの選手をキャッチして、おろしたら次の選手が乗ってきて、と思ったら、またちがうトップをキャッチして、おろすというようなかなりクレイジーな動きになっています。

どのようなピラミッドの流れかは、チームの決まりで、世界大会が終わるまでは見せられないので、本番の演技、是非見てください!

そうそう、日本のチームは大会前に個人のインスタグラムで大会の構成に入ってるスタンツの動画をアップすることに対してあまり規制がない気がするのですが、または海外の強豪チームとかだと、大会前の演技内容チラ見せは禁止しているチームが多いように思います

昨日の練習前の自主練。練習前に多くの選手が集まってスタンツやタンブリングの練習をする。

笠原園花(編集長)

投稿者の記事一覧

現在オーストラリア・メルボルンでチアリーディングの選手兼コーチとしてSOUTHERN CROSS CHEERに所属する傍ら、海外チア情報を発信中の笠原園花です。皆さんが知りたい情報をどんどんお届けします!

関連記事

  1. 海外の強豪チームの練習方法〜構成クリーニングとは〜
  2. 外国でチアをする理由〜チア留学のパイオニアになりたい〜
  3. 大学の交換留学中にチアも両立させた山口りほさん
  4. カナダにチア留学している大和田こまちです
  5. チアリーディングコーチ留学【日本初】をした小野南海さんにお話を伺…
  6. オーストラリアでチア留学している大矢寧々です
  7. フィリピンでチア留学をした青木聡志さんにインタビュー
  8. チアリーディング世界大会出発 いよいよチアリーディング世界大会CHEERLEADING WOR…

おすすめ記事

チアリーディングで合同練習をおすすめする理由は?
英語も学べるチア留学をおすすめする理由を吉田凛香さんに聞きました
チアリーディングコーチになるには?
チアリーディングで大事なこと〜技を無理にやるのは美徳ではない〜
海外版 チアリーディング世界大会用の振り付けが始まりました!
イギリスでチアリーディングをするならどのチームがおすすめ?
高校海外留学とチアリーディングの両立をする村松希春です
オーストラリアでチアコーチしてわかった大学生チアリーダーの実態
笠原園花のチアリーディング人生〜中編〜
チアリーディング短期留学にかかる費用まとめ

ピックアップ記事

PAGE TOP