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埼玉県にチアリーディング専門施設「PHOENIX GYM」が誕生しました!競技用マット全面完備のチアリーディング専用ジムは日本で2つ目となります。今回はこちらのジムのオープン日に行ってきたのでその様子をお伝えします!
PHOENIX GYMの公式ウェブサイトはこちら
https://phoenixgym-cheer.com
PHOENIX GYMとは
「PHOENIX GYM」は、クラブチームPHOENIXが運営するチアジムとして2021年6月28日に埼玉県富士見市に本格オープンしたチアリーディング専用施設(チアジム)です。
アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアにはチアジムの数が多く、チアリーディングをチアジムで練習するというのはもはや当たり前となっていますが、日本はもちろんアジア諸国にはまだその習慣はなく、マットのない体育館の床で練習をしていることも少なくありません。
きちんとした施設があることは、安全面においても重要な役割を果たします。
そこで、「誰もが安全に、不便なく、肩身狭い思いすることなくチアリーディングの練習をできるような施設を作りたい」という思いで今回設立されたのが、PHOENIX GYMなのです。
それではまずはチアジム施設紹介から
競技用マット9枚完備
PHOENIX GYMにはチアリーディング競技用マットが9枚完備されています。USAの大会では9枚、JCAの大会では7枚が大会で使用されるので、どちらの大会に出るとしても全面を使うことができます。また、チアリーディング専用施設なので、練習後にマットを片付けたりする必要もありません。マット常設なのでジムに来てすぐに練習できる環境です。
日本には他にも茨城県つくば市に競技用マット全面完備のチアリーディング専門施設があります。それに続き、日本では2つ目の競技用マット9枚完備施設として気合が高まります。
タンブリング専用レーン
中に入ると、タンブリング専用レーンが2つ常設されています。タンブリング専用マットは、タンブルトラックの上に競技用マットを敷いたよく跳ねるものと、スプリングが入った床に競技用マットを敷いたIASF WorldsやSummitで使用される世界大会用マットの2種類があります。
日本にはスプリングマット(バネ床)を使用した大会はありませんが、海外ではスプリングマット上での競技が当たり前。特にタンブリングはスプリングマット上と跳ねない床では感覚も異なるので、スプリングマットがあるのはありがたいですね。
エアコン完備
PHOENIX GYMにはエアコンが完備されています。実は業務用エアコンを設置するだけでも数百万円がかかったといいます。費用をかけてでも、選手たちが熱中症にならぬよう安全面を考えた上での施策だそうです。ちなみに私が伺った日は30度近くもある日でしたが、ジムの中は涼しく、快適に過ごせました。
自動販売機
徒歩圏内にセブンイレブンがあるものの、やはりすぐに飲み物を購入できる環境は嬉しいですよね。PHOENIX GYMには自動販売機が常設してあり、水やお茶、コーヒーやエナジードリンク、ジュースも購入することができます。価格も100円〜120円と良心価格。
その他施設
他にも、下記のものが揃っています。
- トイレ
- 更衣室
- 空気清浄機
- 音響機材
- 大型扇風機4台
- 自動検温機と手指消毒剤
- 椅子、机
- ホワイトボード
チアジム今後の方針
今後は、団体への施設貸し出しはもちろん、個人単位での自主練用予約、またキッズチームも発足していくPHOENIX GYM。今後の拡大に期待です。
チアジムへのアクセス
住所:〒354-0016 埼玉県富士見市榎町3番地
最寄り駅:東武東上線 柳瀬川駅 (駅からチアジムまで徒歩10分)