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チアリーディングのポジションごとの役割について解説

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

チアリーディングのポジションごとの役割について解説します。トップ、ベース、バックスポッターなど様々種類がありますが、それぞれどんなことに気をつけるべきなのか、チアリーディングのポジションについて教えます。

チアリーディングにおけるポジション

チアリーディングにはいくつかのポジションがあります。

簡単に分けると、一番上に乗るトップ(フライヤーとも言います)、下で体重を支えるベース、そして後ろで支えるバックスポッターです。

多くの場合は選手の体格でポジションが決められます。小柄な選手はフライヤー、体格が比較的大きい選手はベース、そして身長が高い選手がバックスポッターとなる場合がほとんどです。しかし、まれに体格がやや大きくても空中感覚に優れている選手がトップになることもあります。

それではそれぞれの役割を見ていきましょう。

チアリーディングのトップの役割

体を締める

トップの役割で最重要なのが、「常に体を締めること」です。これに尽きると言っても過言ではありません。体を締めるというのはあまりにも抽象的ですが、上からお腹、お尻、膝、足首まですべてを締めることが大事です。肩の位置も固定したり、片足になる場合は足がゆらゆらしないように気をつけるなど、一口に体を締めると言っても、体の様々な部分を締めなければならないので大変です。

この「締める」という動きを無意識にできるようにすることが上手いトップになるコツです。

体を締められないと、いくら実体重が軽いトップでも重く感じ、ベースにとってスタンツのコントロールが難しくなります。

スタンツの上でバランスを取らない

スタンツの上でバランスを取ろうとすると、ベースにとってはトップがどこに行ってしまうかがわからなく非常にやりにくくなります。ベースが少し揺れた時に、本能でどうしても、バランスをとってしまいますが、ぐっと堪えて体を締め続けることが大事です。バランスを取るの実はベースの仕事なのです。

目線を定める

トップは、一点を定めて技を出すことが大切です。これはどういうことかというと、例えば、地面でくるくると回ろうとした時に、目線を定めずに回ると、頭がクラクラして目が回りますよね? しかし一点を見つめながら回転すると自分が今どこにいるのかが分かりやすくなり、目が回ることもなくなります。

スタンツでも同じで、技をかける時に、どこか1点を見つめると、平衡感覚を保つことができ、技を出しやすくなります。

躊躇をしない

トップは宙にも飛びますし、難しい技を出さなければならないこともあります。そんな時に、怖いからと言って、技を途中でやめたら大怪我につながります。

どんな時でも、自身をもって、挑戦できる性格でないといけません。

チアリーディングのベースの役割

体を締めて姿勢はまっすぐに

体を締めるのは、トップと同じです。重い体重を支えているので、多くのベースが、腰を反ってしまったり、肩が落ちてしまったり、肘が曲がったりしてしまいます。これら全てをまっすぐにするように、姿勢をまっすぐのばすことが重要です。また、スタンツ中に姿勢を真っ直ぐにしないと、怪我をする可能性も高くなります。

これまで何人ものベースを見てきましたが、倒立をきれいにできないベースはスタンツ中でもうまく体を使えない場合が多いです。まずは倒立の姿勢をチェックしてみましょう。

目線はトップの腰

ベースの役割は、トップを持ち上げることもそうですが、トップの命を守ることが最重要です。トップも人間なので、スタンツから変な姿勢で落ちてくるかもしれません。どんなときでもトップ選手をしっかりとキャッチすることが大事です。

トップの腰をなぜ見るのが大事かというと、腰はトップの体がどの方向に行くか最初に示してくれる部分だからです。腰が横に倒れたら、横に動く準備を、腰が後ろに曲がったら後ろでキャッチする準備をしましょう。

スタンツ中の動きは最小限に

ベースはトップを支えながらバランスを保たなければいけないので、多少の足の動きは発生してしまうでしょう。ただ、バランスを保つためだからと言って、バタバタと動くのはいけません。その細かい足のステップがトップにまで振動を与え、トップがバランスを崩してしまう原因となります。

また、大会時は審査員はベースの足の動きもみています。ベースの足の動きが多いとテクニック点が下がるので、気をつけてくださいね。

足を使いましょう

スタンツ中で最も使ってほしいのは「足」です。スタンツは手を使ってあげるので、イメージ的には腕の筋肉の方が使っているかもしれません。しかし、腕と足の筋肉の大きさをみてもわかるように、足の筋肉を使えないと、細い腕の筋肉でトップを持ち上げなければならず大変です。

ジャンプを高く飛ぶには、皆さん足を曲げて勢いをつけますよね?それと同じ原理で、スタンツでトップを上げる時も、しっかりと足を曲げて勢いをつけるのです。

相手のベースとタイミングを合わせる

ベースは、力があるからと言って、自分勝手なタイミングでスタンツをしてはいけません。相手のベースとタイミングを合わせることで最大限の力を発揮することができるからです。また、同じタイミングで動作することで、トップにとっても分かりやすくなります。

スタンツ中は、トップのことを見ながらも、相手のベースとのタイミングをあわせなければならないのでおお忙しです。

チアリーディングのバックスポッターの役割

トップと常に接触すること

スタンツ中に、トップと離れることがないように、しっかりと手で「常に」支えることが大事です。両手が一瞬でも離れることがないように注意しましょう。また、身長にもよりますが、自分が届くいちばん高いところを持つようにしましょう。トップにとってもできるだけ高い位置を支えられている方が安心感をもてます。

スタンツをしっかりと支える

たまに、ただスタンツに乗っているトップを触っているだけのバックスポッターもいるのですが、間違いです。触るだけでなく、トップが落ちないように、力強くサポートしましょう。持ち上げる時はベースと一緒に上まで盛り上げる力を加担することが大事です。

スタンツを揺らさない

実は意外と多いのが、バックスポッターがスタンツを助けようとしすぎて、スタンツを前に押しすぎたり、後ろに引きすぎたりしてしまうこと。そうすると、無駄な力が加わり、ベースやトップにとってとてもやりにくいスタンツになってしまいます。

スタンツをしっかりと支えると前項でお伝えしたのですが、スタンツを邪魔しない程度に支えることが大事です。繊細な動き方が問われますね。

まとめ

いかがでしたか?チアリーディングには大きく分けて、3つのポジションがありますが、どれも重要で欠かせない存在です。どのポジションが花形、どのポジションが偉いなどということはなく、全員で協力してスタンツを行うことが何よりも大切なスポーツなのです。

笠原園花(編集長)

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現在オーストラリア・メルボルンでチアリーディングの選手兼コーチとしてSOUTHERN CROSS CHEERに所属する傍ら、海外チア情報を発信中の笠原園花です。皆さんが知りたい情報をどんどんお届けします!

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