この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
チアリーディングの大学ランキングを日本チアリーディング協会の大学選手権の成績を元にお伝えします。2007年からチアリーディングに携わっている筆者の意見も交えながら解説していきます。
1、日本文理大学BRAVES
大分県にある超強豪チアリーディング部チーム。日本初の男女混成チームと言われています。この部に入るためだけにわざわざ北海道からくる選手もいるほど。毎年日本中から強豪選手たちが日本文理大学にやってきます。なんと、隣国・韓国からもチア留学しにくる人もいるんですよ〜。
この部を率いるのは、名監督・柿田監督です。私も何度かお話ししたことがあるんですけど、本当にやさしく気さくな方。「いつも怒ってるイメージがあります」と言ったら、「俺やさしいよ」と言っていました。
また、名門なだけあって、もう15年以上前から毎年全国大会などでは優勝を占めています。
2、帝京大学BUFFALOS
東京都にある強豪チーム。2001年創部の他の強豪チームと比較すると歴史は朝めです。ここ数年は、優勝争いといえば「文理か帝京か」というイメージですが、私が大学生の時(2010年頃)は優勝争いといえば「文理か梅花」でした。帝京大学も強かったですが、ここまで常に3位以内にいるというわけではありませんでした。2013年頃から一気にランクがあがっています。
帝京大学の監督は、岩本佳奈監督。名監督として有名です。
3、立命館大学PEEWEES!
京都府の立命館大学のチアリーディング部。ここ数年常に上位(というか3位以内)にいたりします。10年前は全国大会の決勝にも進んでいなかったようなチームなので、ここ最近の活躍がすごいです。
4、梅花女子大学RAIDERS
大阪府にある名門チアリーディング 部です。先ほどもかきましたが、10年前の優勝争いは「文理か梅花」。難易度が高いがクリーンな演技をするという印象があるチームです。チーム梅花は、大学だけでなく、高校、中学部門にも出場しているマンモスチームです。
ただ、最近は、優勝争いからやや遠ざかっているようなそんな印象があります。
5、日本大学DIPPERS
安定的な強さを見せるのが、日本大学のチアリーディング部。10年前以上から常に上位にいるチームです。大学時代によく合同練習をしていました。
個人的に印象的なのが、チームカラーにピンクが入っていることです。他の大学でピンクを取り入れているところはなかなかないです。ユニフォームにもピンクが入っているのがかわいいんです。
6、環太平洋大学WARRIORS
岡山県に位置する環太平洋大学のチアリーディング部です。2016年に創部されたかなり新しいチーム。監督はあの有名高校チーム箕面自由学園GOLDEN BEARSの創始者富田秀司氏です。2019年の全日本大学選手権では6位入賞。いや〜すごいです。
7、日本体育大学VORTEX
東京都にある体育系大学、日本体育大学のチアリーディング 部です。昔からの名門です。これまで何度か3位入賞などもしていました。ただ、いまでも安定的に決勝トーナメントまで残っている強豪です。さすが、体育大学、パフォーマンス力のある選手が多いイメージが強いです。
8、東洋英和女学院大学PANTHERS
東京都にある東洋英和のチアリーディング部。約10年前からスポーツ推薦型入試にチアリーディングを導入するようになってから、一気に成績があがった印象があります。
それ以降、安定的に、全国大会で上位入賞しているチームです。
9、甲南女子大学BELUGAS
兵庫県にある甲南女子大学のチアリーディング部。最近では常に上位にいる印象。確か、2012年頃に突然全国大会の決勝(全国で12チームのみ)に進出するようになりました。その時は、「なんだこのチームは?!」と思った印象があります。
10、立教大学(チアリーディングクラブ)BEAMS
東京都にあるチアリーディング チーム。こちらも上位常連大学。他の強豪校が大学公認の体育会部活動であるのに対し、BEAMSはあくまでもサークル。なので、練習場所の確保や運営などすべてを学生たちのみで行っているのです。
それでこの強さなので相当しっかりとした組織なんでしょう。
もっと紹介したいチームはあったのですが、今回は最近のトップ10までの紹介でした!