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チアリーディング大会演技構成の作り方〜基本〜

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

チアリーディングの大会演技構成を作るにあたり、その手順と高い点数を獲得するためにしなければいけないことについて解説します。

チアの大会で高得点を取れない理由

「ノーミスで良い演技ができたと思ったのに、思ったより点数が出なかった。」という声を多く聞きます。その理由として最も大きいのが、

スコアシートに沿った大会演技構成を作れていないということです。

どのチアリーディング協会でも、審査員用に、点数を決定する目安というのがあります。審査員も「なんとなくこんな感じの点数かな」と適当にスコアをつけているわけではありません。なので、その点数の付け方や配点を自分で勉強することが必要です。

チアの大会演技構成を作る基本ポイント

ルールブックは必ず読み込む!

「スコアシートに沿った演技内容を作る」これは得点できる大会演技を作る鉄則です。

日本にはJCAやUSAジャパン、チアジャパンなどチアルールが複数ありますが、それぞれルールブックや各要素の配点表などが公開されています。※詳細は各協会のウェブサイトへ

まずは、各協会が発行しているルールブックを勉強しましょう。その際に、必ず確認すべき点は、下記3つです。

  • スタンツ・バスケットトス・ピラミッド・タンブリング・ジャンプ・ダンス・(JCAはモーションも)の各要素の配点を知る
  • 審査員が見るポイントを知る
  • 違反・減点となる項目を知る

各要素の配点を知る

大会によっては、タンブリングの配点がスタンツと同じくらいある大会もあれば、タンブリングの配点が少ない大会もあります。タンブリングの配点が少ないのであれば演技内容はスタンツメインになるし、スタンツを強化する方が効率がいいです。

    また、ポイントとしては、各要素の配点%=演技に入る各要素の時間と考えるとイメージしやすいです。つまり、スタンツとピラミッドの配点が100点満点中50点であれば、2分30秒の演技のうち1分15秒分はスタンツとピラミッドを実施する時間に充てるということです。
    このように考えると演技が作りやすくなります。
    このように配点を知るだけでも大会演技構成を作りやすくなるし、効率的な練習を行うことができます。

審査員が見るポイントを知る

審査員は難易度も見ますが、その他に「技の美しさ」にも注目しています。技の美しさと一口に言っても色々あります。

たとえば、トップのつま先がポイントになっているか、ベースの姿勢は悪くないか、トスの高さはあるか、ジャンプはシンクロ性があるか、タンブリングでバク転の足が開いていないか、など細かい項目がたくさんあり、基本的にはルールブックに書いてあることが多いです。

審査員もルールブックに沿った内容で審査するので、しっかりと「審査員がどのようなポイントを見るのか」を知ることが大切です。

違反・減点の項目を知る

いくら点数がもらえるような演技ができても、違反により減点されたら残念です。ラインオーバーや演技時間超過による当たり前のルール違反はもちろんですが、スタンツ違反で減点をされないようにしっかりと勉強しましょう。(ちなみに、USAジャパンルールの違反スタンツはルールがかなり複雑です。)

まずはこれらのルールを勉強することが大前提となり、その上で「スコアシートに沿った演技を作る」ことが求められます。

メンバーそれぞれの強みと弱みを洗い出す

「メンバーそれぞれの強みを活かした構成を作る」これも鉄則です。

タンブリングが得意な子、スタンツが得意な子、ジャンプが得意な子、ダンスが得意な子、体が柔らかいトップ、表情が豊かな子、など得意分野はメンバーそれぞれ。それぞれのメンバーの強みを全面に押し出せるような構成が作れたら勝ちです。

たとえば、タンブリングが苦手なメンバーが多かった場合はタンブリングは難易度を落としてその代わりに綺麗さ重視で演技を作ればいいのです。苦手なタンブリングに全力を注がなくてもスタンツなどの他の要素で挽回できるチャンスがあるのがチアリーディング。

このように戦略を練るとスキルが足りないチームでもいい点数を出せる可能性も高まります。

フォーメーション決めは念入りに

「フォーメーションひとつで見え方は変わる」

これはどういうことかというと、まず、上手な子を前の方に、というのは皆さん自然にやっていることだと思いますが、技を見せる角度にもこだわるべきということです。

たとえば、バク転で足が開く子が、前から後ろにいく方向で技を実施したら審査員に大きく開いた足が丸見えです。点数が下がる原因になります。そこで、横向きにすると、足の幅は審査員には見えにくくなります。

バスケットトスやスタンツでも横向きか前向きかによって技の見え方が異なるので、どの見え方が一番綺麗かひとつひとつ研究することが大事です。

このようにして、苦手な部分をフォーメーションの角度で誤魔化すということも構成を作る上で大事なポイントです。

構成決めはメインスタンツから

大会演技を作るとなった時に、オープニングから作ってしまうことが多いですが、オープニングから作ると後が大変です。

ジャンプの位置、タンブリングの位置、バスケットトス、ピラミッドのメンバーなどはどうにかなることが多いですが、メインスタンツメンバーは相性もあるので変更が効きにくいパートです。なので必ず最初にスタンツメンバーとスタンツのフォーメーションを固定させてしまいます。

そこを起点として、演技の前後を付け足すというふうに進めるとかなり楽です。

面白い構成にこだわりすぎない

面白い構成にこだわりすぎると、結局難易度のない構成になったり、審査員に見られない部分ばかりを練習しなければならなくなります。かなり非効率です。

また、「YouTubeで見かけたこのスタンツやってみたい」という理由で大会演技構成に入れることもあると思いますが、その技を入れることで果たして点数につながるのかよく考える必要があります。「点数につながらないおもしろスタンツに練習時間だけやたらかかる」ということがないようにしたいですね。

まずは、最低限の難易度をとれるようなシンプルな構成を作るように心がけると楽です。全体像をつくった後で追加できそうなこだわり部分を入れていくという方法の方が効率的な場合が多いです。

まとめ

いかがでしたか?チアリーディングの大会演技を作る際にまずはルールを熟知するというのが大変な作業になってきますが、ルールを熟知すると必ず「高得点が出せる大会構成」を作れるようになります。この記事が少しでもお役に立てば幸いです。