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チアリーディングが2028年ロス五輪でオリンピック競技になるべき理由

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

チアリーディングがオリンピック競技になると言われるようになってから数年経ちました。数年前に暫定的に認定され、本格的に話しが進んでいます。さて、今回はそんなチアリーディングがオリンピック競技になるべき理由について説明します。

なお、この文章は、2018年にイギリスのニュース番組BBCの記事を抜粋し翻訳しています。

チアリーディングはポンポンを持って踊っているだけではない

いまだに、チアリーディングというと「ポンポンを持って踊っている」というイメージを持つ人が多いですが、 競技チアリーディングは、スポーツの中でもリスクが高く、アドレナリンを必要とするれっきとしたスポーツです。

毎年4月には、チアリーディングの発祥地アメリカで、大規模な世界大会が開催されており、各国から多くの選手が集まります。

Team England Cheer
イギリス代表の選手

競技のチアリーディングとは?

さて、本題に入る前に、競技におけるチアリーディングについて簡単に説明します。競技上でのチアリーディングは、いわゆるスポーツの応援(アメフト、バスケ、野球など)で見るようなポンポンを持ってダンスをするというチアとはかなり概念が異なります。

最大24人(部門によっては35人まで認められているものもあり)の選手が一つのチームを成し、スタンツ、ピラミッド、タンブリング、ジャンプ、そしてダンスの点数を競い合います。演技時間は2分半の激しい演技を披露します。

審査のシステムはダイビングやシンクロナイズドスイミング、体操と非常に似ています。

さて、それではこれから「チアリーディングが2028年のロサンゼルスオリンピックで正式競技になるべき3つの理由」をお伝えします。

チアリーディングはテレビ越しにも楽しめる競技であるから

私たちは、オリンピック開催時期中、新しい競技にはとても関心を示し、それらの試合を楽しみます。例えば、カーリング、フェンシング、ダンシングホースなど、少なくとも毎回新しい競技が一つはありますよね。

チアリーディングもそのうちの一つになること間違いなしです。チアリーディングは大会会場で生で見ると、迫力があり圧倒されます。しかしそれだけではなく、テレビを通してでも十分に楽しめる競技です。

Team England Cheer

演技の後に流される、スタンツのスローモーション再生映像は見ものです。そして選手たちが繰り広げる、スキルの高い技、それを24人で一つのチームとして作り上げている姿は感動ものです。

先ほども書いたように、チアリーディングは、見ていてスリルのある競技です。テレビを通してでも伝わってくる臨場感を楽しめます。オリンピックという大舞台では、チアリーディングに関心のない視聴者でも楽しめるような競技であることが大事だと思いますが、まさにチアリーディングは視聴者も一緒になって楽しめる競技なのです。

宙に舞う「フライヤー(トップ)」と呼ばれる選手が技を出した後、地面に向かって落ちていく姿は見ていてハラハラするものですが、選手たちはどうやってキャッチの姿勢に入るか、安全に降りてくるかをわかっているのでご安心を(笑)

アメリカの一強となることはないから

チアリーディングの発祥地であるアメリカ。アメリカ代表チームは、今でも誰も倒すことのできない「最強チーム」として圧倒的な技術力を誇ります。2028年にオリンピックになったら、チアリーディング初の金メダリストになること間違いないでしょう。

しかし、現在、アメリカのみならず、他の国の代表チームもメキメキと力を伸ばしていています。毎年4月の世界大会でもアメリカ代表が毎年金メダルですが、2位との差は年々縮まっています。

International Cheer Union
アメリカ代表

例えば、メキシコ、ノルウェー、ニュージーランド、チリはチアリーディングが強い国という印象がある人は少ないかもしれませんが、最近では力を伸ばしており、世界大会でも上位に食い込んでいます。

また、日本、カナダ、中国といった代表チームは、アメリカ代表にも匹敵するような、クリエイティブで難易度の高い技を披露しています。また、フィンランド代表はチアリーディング界に衝撃を与えるほどの実力を持っているんです。2019年の世界大会では、最強と言われているアメリカ代表を破り、女子演技部門(女子選手のみで構成されるチーム)で世界一となりました。2017年には台湾代表チームが男女混成部門でアメリカを破り世界一を獲得しています。

アメリカの一強となり、いわゆる「出来レース」となることはありません。どの代表チームも金メダルを取りうるようなハラハラするような展開が待っていることでしょう。

チアリーディングはれっきとしたスポーツだから

チアリーディング界では度々「チアリーディングはスポーツなのか?」という議論がなされてきました。

しかし、辞書で「スポーツ」の意味を調べると、こう書いてあります。

一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動などの総称である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/スポーツ

チアリーディングが「スポーツ」の意味を網羅していることがわかります。

Team England Cheer
優勝チームにはメダルとリングが授与されます。

チアリーディング選手たちは、体操選手、シンクロナイズドスイミングの選手、バレーボル選手と同じくらいハードで長い時間練習をします。

世界的にチアリーディングの人口は増えており、特に若者世代(小学生など)への普及が急速に進んでいます。

ICU(国際チアリーディング連合)は100カ国以上の加盟国を持ち、450万人ほどの登録選手がいます。

チアリーディングは本当に見応えがあるスポーツで、非常に競技性が高く、そして選手たちはとても情熱的なのです。

2028年のロス五輪で競技として実現するのも夢ではないですね。

原文:https://www.bbc.com/sport/43908826

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