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チアリーディングの技は数えたらキリがないほど沢山の種類があります。この記事では、大きく7つにわけてそれぞれ紹介していきます。
スタンツ・ピラミッド・バスケットトスはチアリーディングの醍醐味でもある「人が人の上に乗るアクロバティックな技」。
一方、ジャンプやタンブリング、モーション・ダンスは個人技で、マットの上で選手個人が繰り広げる技になります。
チアリーディングの2分半の演技はこれら7つの要素で成り立ちます。
さて、これからそれぞれの要素について紹介していきます。
パートナースタンツ(スタンツ)
スタンツは、2人〜5人のグループで作る組体操のようなもののことを表します。スタンツにはそれぞれレベルがあり、簡単な技から難しい技まで7つのレベルに分かれています。初心者はレベル1から始めるのが一般的です。
スタンツのレベル別の技についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ピラミッド
ピラミッドは、上で説明した「スタンツ」という技をつなげて実施する技です。
例えば2つのスタンツが結合する「2層ピラミッド」や、スタンツの上にさらにもう1人乗り3段目まで作る「3層ピラミッド」があります。
ピラミッドにも難易度ごとにレベル7まで分かれています。ピラミッドはチアリーディングの演技の中でももっともチームワークが発揮されるところです。ピラミッドを制するものは、大会を制するとも言われています。
バスケットトス
バスケットトスは、チアリーディングの演技の中でも最も「高さ」が出るので、演技を華やかにする要素となります。3人あるいは4人のベースが1人のトップを高くとばし、トップ選手が宙で技を繰り広げます。
バスケットトス技の詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
ジャンプ
チアリーディングのジャンプはチアリーディング独特の要素だと言えます。地面からジャンプをし、頂点で技を出します。足の高さや着地の綺麗さが重要なポイントです。
ジャンプの種類
- ストレートジャンプ
- タックジャンプ
- ストラドルジャンプ(スタージャンプ)
- トータッチジャンプ
- サイドハードルジャンプ
- フロントハードルジャンプ
- パイクジャンプ
日本でよく使われるのが、トータッチジャンプやパイクジャンプですが、アメリカのチームだと、フロントハードルジャンプも非常によく使われています。
ジャンプの種類についてはこちらの記事もご覧ください。
タンブリング
タンブリングはいわゆる体操の床技のことを指します。
チアリーディングのタンブリング技はスタンツと同様、レベルが1から7まであります。レベル6や7になると、体操選手顔負けの技がたくさんでてきます。
体操選手でもできない技がチアリーディング選手ができてしまったりするほど、チアリーディングはかなりアクロバティックなんです。
タンブリング技の細かい解説はこちらの記事をご覧ください!
モーション
モーションはチアリーディングの基礎中の基礎です。モーションができないと、キレのある演技を見せることができません。チアリーディングを始めたときに一番最初に習うのがモーションというくらい大事。
絶対知っておくべきモーション5選
- ハイV
- ローV
- Tモーション
- タッチダウン
- クラスプ
チアリーディングのモーションに関する詳しい記事は以下をご覧ください。
ダンス
そして最後にダンスです。実は、チアリーディング=ダンスのイメージが強いですが、競技チアリーディングではダンスよりもアクロバティックな要素が重要視されており、ダンスは演技の中にいれなくてもいいという大会もあるほど。
それでもやはりダンスはチアリーディングには欠かせない要素です。
大会で評価の上がるダンスはなんといっても、動きにアップダウンが多いことやフォーメーションチェンジが盛り込まれているか、視覚的効果が高いかが重要。
いかがでしたか?チアリーディングに欠かせない7つの要素について解説しました。お役に立てれば幸いです。