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アメリカでチアリーディングを行う日本人高校生にお話を聞きました

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

アメリカで現在チアリーディングチームに所属する日本人高校生にインタビューしました。どのようにチーム探しをしたのか、学業との両立方法、そしてアメリカでチアをしてみたい人へのアドバイスも聞いてみました。ぜひご覧ください。

現在アメリカで所属のチームについて

Legends Cheer Academyというインディアナ州にあるオールスターチームに所属。シニア編成コエドレベル4、ジュニア編成レベル6、オープン編成ノンタンブリングレベル6の3チームを掛け持ちし、トップポジションで活動中。

こちらのクラブチームには200名弱の選手が所属し、Summitをメインに世界レベルの大会にもチームを輩出しています。最近では、Summitよりもレベルの高いチームが出場できるWorlds専用のチームも新設されました。

なぜアメリカでチアリーディングをしようと思ったのか

元々、日本でチアリーディングを習っていて、中学生になるタイミング(2019年)で親の仕事の都合でアメリカ移住となったからです。2019年のUSA Nationalsに出場して日本でのシーズンを終えた後に渡米しました。

アメリカでもチアリーディングをするために、まずは親の仕事場に近いところにあったチアジムに入りました。

そのチアジムはSummitには出場していたものの、コーチが変わったりしたりとチームの練習に物足りなくなってしまい、チーム移籍を考えていました。ちょうどその頃にコロナウイルスが流行り、親の仕事もリモートワークになったこともあり、より良いチアの環境を求めて引っ越しをしました。

アメリカでのチーム探しのコツ

まずは、現在所属するクラブが開催する「タンブリングクラス」に参加できるかだけメールで問い合わせました。

海外では、クラブチーム自体でレベル別の「タンブリングクラス」を毎週開催しているところが多いです。チームには入らずタンブリングクラスだけの受講もOKなところが多い印象です。

タンブリングクラスだけでも受講がOKとの返事をもらったので早速いきました。タンブリングの教え方に納得したのと、タンブリングクラス初日に「エバリュエーションも受けてみる?」とコーチの方からお誘いいただき、行ってすぐにエバリュエーションも受けました。

エバリュエーションは、選手のスキルを評価するトライアウトのようなものです。アメリカのトライアウトは5月〜6月にかけて行うことが多いですが、その時期を過ぎても選手人数が不足していたり、怪我人が出たりしていたら、エバリュエーションを個別に受けて、スキル的に基準を満たしていればチームに入れます。

エバリュエーションでは、やったことのないタンブリング技やスタンツ技もやるように言われ、「やってみるか!」とその場でやってみたら意外とできてしまって、そのままレベル4のチームに入れることになりました。

タンブリングクラスだけでも受けられればと思って行ったものの、本当にラッキーでした。ちなみに、選手が急にチームを辞めてしまうことが多く、気づいたら新しい子がチームに入っているということもよくあります。

このように、たまたま選手不足で、自分にもスキルがあった場合はヒョイっとチームに入れてしまうことも多いです。ただ、自分のスキルにあったチームに空きがある場合のみで、そもそも空きがなかったり、空きがあるけど自分のスキルが足りなければシーズン途中からチームに入るのは難しいと思っておいた方がいいと思います。

アメリカではチームの掛け持ちは当たり前?

実は、クラブチーム内で3つのチームを掛け持ちしています。元々はシニア編成コエドレベル4のみでしたが、他にも、ジュニア編成レベル6とOpen編成ノンタンブリングレベル6のチームに所属しています。

レベル6のチームに関しては、キックダブルができるトップが1人だけ足りないという状況だったのですが、自分がその技をできたのでチームに入ることができました。このように、特にトップの場合は、大会構成に入っている技ができるとチームに入れる可能性が高くなります。

このように、アメリカなどの海外では同じクラブ内でのチームの掛け持ちはよくあることです。ただ、クラブを超えての掛け持ちはほとんどのクラブが禁止しているので注意です。

アメリカでのチアの練習頻度はどれくらい?

練習は、毎週月曜、水曜、土曜の5時半〜9時までです。この時間の中で掛け持ちしている3チームの練習を行います。他にも2チーム同時間帯に練習しています。

大会シーズンになると、火曜、木曜も練習になることがあります。

また、タンブリングクラスには毎週木曜日参加しています。

タンブリングクラスは必須ではないクラブが多いですが、タンブリングの向上のために、チーム練習に加えタンブリングクラスに参加する選手も多いです。

学校の勉強と両立させるコツと英語力の向上について

中学を卒業してアメリカに来たときは、英語はほとんど話せませんでした。中学校の授業で学習する範囲しかわからない状態で、「YES」「NO」「OK」の3語で生活していました。不安もありましたが、意外と学校生活はニュアンスで理解できることも多く、1年も経つとしっかりと話せるようになっていました。

学校の授業に関しては、うまく授業を組み立てればチアの練習との両立もしやすくなります。1日4コマ程度なので、今のところはチアの練習ともしっかり両立できています。

日本の高校では、全員が同じ授業を受けるスタイルが多いですが、アメリカの高校では日本の大学のように、受講したい授業を自分のスケジュールにあわせて組み合わすことができます。

また、アメリカの高校では日本に比べて「課題」「プレゼンテーション」も多いです。しかし、私が選択した授業は、学校の授業内で終わらせることができる課題が多いので、その分学校外の時間はチアの練習に充てることができます。また、フランス語の授業はプレゼンテーションが課題ですが、親や兄弟について説明するプレゼンテーションなので比較的簡単に準備を終わらせられます。

唯一大変なのは、12月、6月頃にある定期試験の時期です。この頃はテスト勉強も忙しくなるので、少し大変になります。

アメリカでチアする前に日本でやっておくべきことは?

アメリカはタンブリング重視なところも多いので、入りたいチームのレベルに合ったスキルはできた方がいいです。しかし、ただできるだけではいい評価がされないので、綺麗にできるよう練習しておくべきです。

また、クラブによってタンブリングの形やタイミングも違うので、クラブに入ってからは、そのクラブにフィットしたやり方でスキルを実施することが求められます。

もちろん、スタンツのスキルも大事ですしチームに入るために欠かせないのですが、まずはタンブリングのスキルができることが見られます。

また、日本では練習の量が多く練習内で筋トレする時間も多いですが、アメリカでの練習は短いし、アップは5分だけしてすぐにスキルの練習になります。筋トレも大会オフシーズンの時しかやりません。日本での筋トレがあったからこそ今の自分があるので、基礎体力をきちんと培っておくのはいいことだと思います。

最後に一言!

チアジムは人数が多く、皆フレンドリーです。色々な人がいるため、自分と気が合う人を見つけて楽しく会話することができます。

また、アジア人がほとんどいない地域なので、自分がアジア人というだけで、チアジムにいる選手たちから話しかけてもらえる機会が多いです!

同じクラブにアジア人がいると安心しますが、逆にアジア人がいないという状況だからこそ、「話しかけてもらえる」ということもありますね!

インタビューありがとうございました!そして、これからアメリカでチア留学したいという皆様のお役に立つ記事になっていたら幸いです。

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