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チアリーディングの審査項目ですが、日本にはいくつか違うルールがあるため採点される基準も異なります。今回は、3つ全てを経験した筆者の意見も添えながらそれぞれの協会ごとにどんなチアリーディングの審査項目があるのかについて説明していきます。
日本のチアリーディング界には大きく分けて3つあることを以下の記事でも説明しました。
さて、それでは、以下3つの協会ごとに審査項目がどのようになっているのか見ていきましょう。※あくまでも今回は「審査項目」に焦点を当てた内容になります。
日本チアリーディング協会(JCA)
アメリカのUCA(Universal Cheerelading Association)の大学部門やスクール(高校)部門に近いルールを採用している印象。
審査項目
の合計100点となります。
JCAの場合審査員が5人いて、5人全員が同じ演技を審査。その5人が出した点数のうち、最も高い点数と最も低い点数は抜きます。つまり、中間の点数を出した3人分のスコアの合計がチームの得点となります
つまり、最大は300点となります。
ユナイテッドスピリットアソシエーションジャパン(USAジャパン)
アメリカのVarsityが発表しているオールスターチアのルールに沿っている。
審査項目
合計100点。
スタンツとタンブリングのスコアがおよそ同じ比率で与えられるので、スタンツもタンブリングも満遍なく評価されるのがポイント。
日本スポーツチア&ダンス連盟(チアジャパン)
国際チア連合であるICUのルールに沿っている印象。
審査項目
チアクリテリア(コール部分)のスコアがあること。曲部分の演技とは別に実施されるパートです。
スタンツやピラミッドの配点が多いのが特徴。ICUの世界大会の演技を見てても、タンブリングの数よりスタンツの数実施数の方が多いのがみてわかります。
いかがでしたか?今回は、日本にある3つの大きなチア協会の審査項目について比較しながら簡単にまとめてみました。協会ごとに異なるルールで異なる審査項目を採用しています。大会に出る際はしっかりとルールを確認して臨むようにしてください。
「モーション」という審査項目があること。演技の中で必ず4つのチアモーションを全員で行うので、モーションのシンクロ性などが点数になります。
USAジャパンのルールに比べると、タンブリングの配点が少ないので、スタンツやピラミッドが構成中に多いのも特徴だと言えます。