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CAを目指しているチアリーダー必見!チアリーディングで培ったあの力がキャビンアテンダントの仕事に活かせるんです。それは一体・・・?
皆さんこんにちは。今回は、アラブ首長国連邦のドバイで、エミレーツ航空のCAとして働く日下愛子さんにお話を伺いました。日下愛子さんは、高校・大学時代はチアリーダーとしてJAPAN CUPにも毎年出場していた選手です。
日下愛子さん自己紹介
1990年京都出身。高校生の時からチアリーディングを始め、早稲田大学に進学後は同大学チアリーダークラブのFALCONSに入部。長身を生かしてバックスポットとして活躍していました。大学卒業後一度は日本の大企業に総合職として入社したものの、海外での生活をめざし、2016年にエミレーツ航空にCAとして入社しました。現在は、ドイツ、イタリアなどヨーロッパに渡航することが多いようです。
CAを目指そうと思ったきっかけは?
実は、特にCAという職業にこだわりがあったわけではないんです。幼少期イタリアに住んでいたこともあり、海外で生活をしたいという気持ちが強く、エミレーツ航空のCAはドバイ拠点となり、海外生活を続けるには適した職業だと感じたためエミレーツ航空のCAを目指しました。
CAを目指して準備した期間
他の外資系企業の面接も受けていましたが、CAに関しては、面接の準備などは1週間弱行いました。エアラインスクールなどには特に通いませんでした。
エミレーツ航空合格のために準備したこと
会社研究は一通り行い、過去の質問集などには目を通しました。化粧の方法などは、特に変えたりしませんでしたが、清潔な印象を与えられるように心掛けました。
履歴書や自己PR書にはチアリーディング関連のことを書きましたか?
自己PRの欄に、大学時代頑張ったこととして「チアリーディングに取り組み、仲間と協力して一つの目標に向かって努力した」という点を書きました。
エミレーツ航空の面接で気をつけたことは?
笑顔を常に絶やさないこと、第一印象が良く見えるよう、姿勢や立ち振る舞いは意識するよう心掛けました。また、人の話を聞く際も目を見て頷くなど、ボディランゲージでも良い印象を与えられるよう意識していました。
エミレーツ航空の面接でチアリーディングに関することを話しましたか?
面接では、主に接客経験や語学に関しての質問が多かった為、特にチアリーディングの話しを積極的にする場面はありませんでした。
CAになってから「チアをやっててよかった」と思ったこと
機内での乗客対応は大変。予期せぬことをお願いされたりもします。そんなときでも大事なのは笑顔。「作り笑顔でもとにかく笑顔!」という力はチアリーディングを通して培うことができたと思います。また、一番チアをやっていて役に立っていると感じるのは、体力や筋力があることです。キャビンクルーは本当に体力勝負の仕事なので、体力があることは大いに役立っています。
エミレーツ航空には元チアリーダーが多い?
チアリーダーからCAになる人が多いイメージですが、エミレーツ航空にももチア経験者はいますか?
います。私が知る限りでも、3~4名はいるので、全体ではもっといると思います。
一般企業からエミレーツ航空に転職して良かったこと
海外に住みたい、他の国に頻繁に行きたい、グローバルな環境で働きたいという思いは就職当初からあったので、新卒で入社した三菱電機では絶対叶えられなかったことを今叶えられている点では、本当に転職して良かったと心底思います。
エミレーツ航空でキャビンクルーとして勤務して、海外での生活、英語や多言語を使用して仕事ができること、世界中を飛び回れることが実現できました。
将来キャビンクルーになりたいチアリーダーへ
志望企業が日系か外資によって、面接の準備方法などもだいぶ異なりますが、とりあえず笑顔と第一印象を良くすることはどの会社にも共通していると感じます。チアをやっていると、そこは自然と身につくものだと思うので、今後も十分生かしていけると思います!!
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