海外の強豪チームの練習方法〜構成クリーニングとは〜

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世界大会のためのアメリカ出発まで2ヶ月を切りました……! すでに毎日緊張していますw

さて、題名にもあるように、私たちは「演技構成クリーニングDAY」というのがたまにあります。基本的に練習は、火曜日、木曜日、土曜日の週3回、2時間ずつですが、これからはどんどん日曜日の練習も入ってきます。

普通の練習日は、簡単にスタンツ合わせをしてから、後半はずっと通し、といったように、技術練習よりは通しでどれだけミスなくできるかという点にフォーカスします。

一方で、この日曜日の2時間の練習は、スタンツを変更したり、レベルアップしたり、フォーメーションをすこしいじってみたり、移動確認をしたりと細かい部分の調整(クリーニング)をしていきます。通しはやりません

2日前に行ったクリーニングDayは、ピラミッド部分のクリーニングでした。なんとレベルアップ!!やっと通しでもミスなくできるようになったと思ったら……2箇所レベルアップアップされ、またまた脳みそが爆発寸前でした。

ひたすら、ピラミッドだけを何回も練習します。しかも、そのレベルアップ部分だけの単品練習ではなく、その前後の流れもしっかり加えての練習なので、余計に疲れます。

例えば、トータッチ乗り2.2.1からの両サイドトスアップで2.2.3。両サイドトスアップがいつもうまくいかなくて、そこだけ練習したいとなったとします。だいたいのチームが、センターはストレートで乗せて、両サイドだけ練習となるかと思います。

しかし、ここでは、センターもちゃんとトータッチで乗るところから練習するわけです。この練習の良いところは、安定しているスタンツもよりいっそう回数を重ねて練習できるので、さらなる安定感を得られるところにあると思います。

そんなこんなで、ひたっすらピラミッドの練習だったので腕や肩が筋肉痛。途中で、もう体が動きません!!って叫ぼうかと思ったくらい……。

ピラミッド中にトップの肘打ちをくらいあざに!