海外チア強豪チームの練習方法〜できた人から帰宅制度〜

なかなか決まらず悲壮感漂う「居残り練習」

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ここオーストラリアにきて、練習をし始めてから、毎日筋肉痛です。体も随分引き締まった気がします。ドバイでも走ったりしてたけど、やっぱチアをがっつりやると相当カロリー使う。有酸素運動と無酸素運動を両方兼ねあわせたすごいスポーツ。

最近、がっつり2時間練習した後に、「居残り練習」が全員に課せられるようになりました

チーム練習の解散のあとコーチから、「〇〇(技名)を10回。落とした分はカウントしない。終わったグループから解散。」と指示が出るのです。

昨日は、「倒立スタンツを5回」という指示だったのだが、前日タンブリングの練習をがっつりして腕が筋肉痛だったのに加え、2時間練習の後で疲労もたまり、なかなかうまくいかない。

落としたらそれは回数にカウントされないので、成功しないと、どんどん疲労が溜まるばかり。さらに、他のグループ達が早々に終わり、帰宅し始める。それを見て、「あーーやばい。」とイライラが募り涙が出そうになる。

それで、集中力まで切れ、やけくそでスタンツをする。もちろんやけくそなので、うまくいかない。この悪のループにはまり、たった5回、うまくいけば5分で終わるところ、30分くらいずっと居残って練習していました。

この居残り練習、「終わったグループから帰宅制度」なので、ほかのグループが帰宅し始めると
非常に焦ります。そのかわり皆が早く終わらせようとするので、短時間で無駄なく相当な回数のスタンツ練習ができ、自信につながる練習方法です。

本音はこの居残り練習好きなんですが……自分のグループが最後になって、しかもなかなか成功しないってなると精神的ダメージが大きいのは辛いです。

なかなか決まらず悲壮感漂う「居残り練習」