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チアシューズのおすすめを紹介します。シューズを販売しているチア関連のブランドはいくつかあり、販売各社にそれぞれの特徴があります。現役選手がさまざまな種類を履いたからこそわかったチアシューズのおすすめについて紹介します。
チアシューズの主なブランド
バーシティ
1978年にアメリカで設立されたチアリーディング アパレルの最大手企業。アメリカで最も歴史があるチアリーディング関連の会社で、アパレルの販売の他、チアキャンプの主催や、大会の主催も行なっている。
チアシューズにも歴史があり、現在でも毎年新作を出していてかなり人気。
インフィニティ
2003年にアメリカで設立されたスポーツブランド。チアリーディングだけでなくバレーボールやバスケットボールにも力を入れている。
現在海外諸国では、チアシューズといえばバーシティかインフィニティといわれるほど、その名を馳せているブランド。
ケイパ
1975年にアメリカで設立され、1985年に日本上陸したスポーツブランド。アメリカではチアリーディングやバレーボールのブランドとして名が高い。
バーシティやインフィニティに比べて、高品質ながらも低価格なチアシューズが手に入るとあって、ケーパを選ぶ人も多い。
その他
他にも大手スポーツブランドであるナイキやアディダス 、アシックスなどからもチアシューズは発売されていますが、そこまでメジャーではない印象です。
チアシューズの選び方
運動靴のような普段ぐつとチアリーディングシューズを選ぶ基準は少し違います。ポイントはサイズだけでなく、マットの種類やあなたがどのようなポジションなのかも重要になってきます。さて早速、チアシューズを選ぶべきポイントをみてみましょう。
サイズはぴったりがいい
サイズはぴったりのものを選びましょう。普段ぐつは少しゆるいくらいなら問題ありませんが、チアシューズはつまさきがシューズの先に当たるくらいがベストと言われています。また、チアシューズは履きならすうちに素材が伸びてしまうことが多いので、少しきついくらいでも時間が経つと足に馴染むようになります。
フライヤーの人は足首が固定されやすいものを
飛ぶポジションであるフライヤーであれば、足首が固定されやすいハイカットのものを選ぶといいでしょう。足首が固定されるとスタンツがやりやすくなります。
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タンブラーの人は軽量タイプのものを
大会演技でタンブリングをする人は、軽量タイプのものや靴底が薄いタイプのものがおすすめです。体操選手が裸足で演技するのと同じように、できるだけ裸足にちかい環境にもっていけるようにしましょう。
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ハードマットかバネマットか
日本では多くの場合、ハードマット(体操のようにバネが入っていないもの)が練習や大会で使われていますよね。その場合は、靴底が厚い方がいいです。靴底のクッションで硬いマット上でも足を痛めることなく練習ができます。
反対に、海外でよく使われるスプリングマットと呼ばれるバネが入ったマットであれば、底が薄いほうが技がバネをうまく使えるので効果的です。
ケーパとバーシティならどっち?
日本でJCAに所属しているチアリーダー達は、現状シューズの選択肢が二つしかありませんよね。一つはバーシティで、もう一つはケーパ。どちらの方がいいのでしょうか?
価格はほぼ同じ
価格でみると、バーシティが税抜き8500円(JCA加盟団体だと7500円)、ケーパが税抜き8800円と、ほぼ同じ価格です。
軽さでいえばケーパの勝ち
軽さでいうとケーパの方が圧倒的に軽量で、タンブリングをするならケーパのほうがやりやすいです。
足首の固定度でいえばバーシティの勝ち
バーシティのJCA公認シューズは足首まで固定されるタイプなので、フライヤーであれば、バーシティのシューズの方がいいかもしれません。ただ、タンブリングもするフライヤーであれば、タンブリングには不利になるかもしれません。
簡単に比較しましたが、どちらが絶対いいというわけでなく、ポジションや演技の内容によっても適正度がかなり変わってくるので必ず一度は試着してから選ぶようにしましょう。
筆者のおすすめシューズ
13年私がチアをしてきたなかで、JCA公認バーシティシューズ、アメリカ版バーシティシューズ、インフィニティ、ケーパとさまざまなシューズを履いてきましたが、その中でも一番良かったのが、インフィニティのフライトというシューズです。
軽量タイプでありながらも、底がしっかりと固められているので、タンブリングをする時でもフライヤーとしてスタンツをする時でも足裏をしっかり使えるのでよかったです。
まとめ
いかがでしたか?チアシューズはあなたの演技をしやすくする大切な道具です。価格で選んでしまう人も多いですが、軽さやフィット感、素材にも注目し、いいパフォーマンスを発揮できるよう、シューズ選びは慎重に行うようにしましょう。