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今回は、東京都内で活動を行うPHOENIX(フェニックス)という社会人チアリーディングチームの紹介です。総勢50名で男女混成という関東圏では最も大きい団体のうちの一つです。
チーム名
Cheerleading Team PHOENIX
チアリーディングチーム設立日
2010年4月4日に創立
チーム設立のきっかけやエピソードは?
2020年で設立から10周年を迎えるフェニックス。チーム結成のきっかけは、設立者である当時大学生の小林彩美さん。小林さんは大学から本格的にチアリーディングを始めたのですが、中学1年生の時にDVDでみた「チアーズ!」の映画が忘れられず。「チアーズで観たようなアメリカの大会に出場したい!世界大会を目指したい!」と思ったのです。
そこで、「世界を目指せるようなチームに入ろう」と様々なチアリーディングチームの見学に行くも、日本独自のチアリーディングスタイルで練習をしているチームしか当時なく、「それだったら自分で作ってしまおう!」と一念発起してチーム設立に至りました。
その意志を引き継ぎ、小林さんが現役引退した今でもチームは70名以上の大規模チームとして活動しています。
活動エリアと練習スケジュールは?
PHOENIX専用チアジム「PHOENIX GYM」で活動しています。他チームとの合同練習も盛んに行なっていて、他のチームとの交流も非常に多いチームです。
練習は土日に3〜4時間程度。社会人も多く所属しているので平日は仕事の関係でなかなか集まれません。また、長時間の非効率な練習よりも短時間で効率よく練習を心がけています。平日の夜に自主練を積極的に行なっているメンバーもいます。
所属チームのメンバー数や男女比、出身チームは?
現在は50人程度で男子選手の数はその内15名程度。
メンバーは、青山学院大学や明治大学、その他キッズチーム出身のメンバーが多いです。また、男子は、早稲田大学、明治大学、首都大東京出身のメンバーが多いです。他にも、体操選手出身やアクロバティック選手、未経験からのスタートで世界大会に出場した選手もたくさん所属しています。
年齢層は?
1番下は15歳、上は30代と年齢幅が広いです。年齢に関係なくフラットな関係で楽しく練習しています。
チアリーディング大会出場部門は?
International Open Large Coed Level 7という国際的な部門に所属しています。この部門は世界大会のレベルにもなります。現在日本ではこの部門に出場するチームが少ない分、世界大会に出場できるチャンスも非常に高いです。
チームのモットーや目指すチーム像は?
アメリカで毎年開催されるチアリーディングの世界大会でのトップ入りを念頭に置いて日び練習しています。そのため、自分でしっかりと目標設定をして練習できる人、世界の舞台でチアリーディングをしたい人が集まるチームです。
過去のチアリーディング大会実績
2019年世界大会 コエドレベル7部門世界第8位
2014年、2016年、2019年 ICU世界大会日本代表選出
過去のイベント出演歴
フジテレビ「アラおめ!」
フジテレビ「FNS27時間TV『くいしん坊!万才』」などTV出演。
ラグビーセブンス女子日本代表戦でのハーフタイムショーや東京ドームでのプロ野球試合での演技などスポーツ関連イベント、企業イベントにも積極的に出演しています。
大会だけでなく、イベントを通して「みんなに笑顔を与える」という活動も大事にしています。
コーチはどんな方?
フェニックスは定期的に外部からのコーチを招いています。JCAの大会で複数回優勝経験のある方や海外でのチアリーディング経験がある方をコーチとして招いています。
また、タンブリング練習は、元体操選手のメンバーが担当しています。スキルがある選手たちなので教える技術もピカイチで好評です。
今後の目標は?
ゆくゆくは世界一を目指します。2019年に世界トップ8入りを果たしたので、次はトップ5、その次はトップ3と徐々にレベルアップしていきたいです。
入部希望の人に一言!
全員が主体的に活動できるよう、先輩後輩の関係、コーチ・生徒の関係といった上下関係がないチームです。みんながのびのびとチアリーディングに打ち込める環境だからこそ、自分で目標を設定し、上を目指せる人の入部をお待ちしています!また、世界大会入賞を目指しているためお互いに切磋琢磨して成長できるチームです。体操競技経験者も在籍しているためタンブリングも基礎から練習できます。
現在フェニックスでは、海外チームとの連携強化を行なっています。海外のトップコーチを招いたキャンプや、チア留学制度も充実させていくので、海外のチアに興味がある人にはおすすめしたいチームです。
とにかく三度の飯よりチアが好きというメンバーが多いので、人生を充実させたいのであれば是非PHOENIXへ!