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チアリーディングの高校強豪チームについてまとめました。全国大会であるJAPAN CUPの成績や過去の実績を踏まえながらおつたえします。
今や公立や私立に関わらず多くの高校でチアリーディング部が創設され、チアリーディングの全国大会JAPAN CUPでは高校部門の争いが激化しています。10年前にはなかったチームが今では全国上位にいたり、反対に昔からの強豪チームが今でも上位争いをしています。
箕面自由学園高校GOLDEN BEARS
大阪府にある箕面自由学園高校BEARSは、チアリーディングをしている人なら誰もが知るチアリーディングの名門です。海外でもBEARSの存在を知っている人もいるくらい有名なんです。高校生であれだけ難易度が高いできるのはすごいですよね。海外のチアリーディング大会への出場経験もあります。
また、箕面自由学園高校BEARSを目指す中学生も多く、人気高校のうちの一つです。
箕面自由学園高校のチアリーディング部を題材にした映画まであるほど。
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梅花高校RAIDERS
大阪府にある梅花高校RAIDERSは箕面自由学園高校の超ライバルとして昔から注目されていました。箕面自由学園BEARSの卒業生の方が監督コーチをしているとだけあって、その注目度も高まります。2010年のJAPAN CUPで初めて箕面自由学園を破って優勝したときの演技が今でも忘れられません。
梅花高校の演技は、難易度も保ちながらクリーンな印象があります。2019年のチアリーディング全国大会JAPAN CUPでは、優勝をしています。
千葉明徳高校HOPPERS
千葉県にある千葉明徳高校HOPPERSは10年以上前から関東圏の強豪チームとしてその名を馳せています。昔からタンブリング技がすごい印象。今でもその勢いが衰えることなく、上位争いに食い込んでいます。2019年のJAPAN CUPでは3位入賞していました。
目白研心高校POLARIS
東京にある目白研心高校POLARISも昔からの強豪。1990年からある老舗チーム。常に3位〜5位あたりに入賞しています。文武両道で、チアリーディングだけでなく学問にも力を入れている印象があります。
演技は、梅花や箕面自由学園ほど難易度は高くないものの、クリーンな演技で「美しさ」を追求している印象があります。
東京高校JUICIES
東京にある東京高校JUICESは2008年頃から一気に上位常連校に入ってきた高校です。それから10年経っても勢いが収まることなく常に上位に入賞し続けています。
一度体育館にもお邪魔しましたが、大会用マットもしっかりと常備されていました。
神奈川県立住吉高校LANCERS
神奈川県にある公立高校、住吉高校LANCERSは「公立高校で一番強いチアリーディング部」といっても過言ではありません。通常、チアリーディングの大会マットや練習施設が充実した私立高校が上位にいるのですが、唯一住吉高校だけは公立ながらも常に上位入賞しています。
また、住吉高校のチアリーディング部卒業生は、大学の強豪校である帝京大学に進学する人が多いイメージがあります。
如水館高校WAVES
広島にある如水館高校も昔から常に上位入賞している高校です。チアリーディングの強豪チームが関東圏と関西圏に偏る一方、広島を代表して如水館高校の勢いは止まりません。
福岡大学付属大濠高校COOKIES
福岡県にある大濠高校COOKIESはなんといっても、日本初の「オールボーイチーム」として有名です。もともと、大学の超強豪チームである日本文理大学の監督である柿田監督の出身高校で、日本にメンズチアリーダー人口を増やすという意味でオールボーイズチームを作ったという話を聞いたことがあります。
2004年に創設されて以来、勢いが止まりません。男子ならではのダイナミックな演技で観客を魅了しています。
横浜女学院高校GAZZELS
神奈川県の横浜女学院高校GAZELLESも昔からの強豪。 難易度はそこまで高くないものの、クリーンな演技で常に上位入賞を果たしています。
中京大付属中京高校
愛知県にある中京大付属中京高校SPIRITSは、2012年に全国大会JAPAN CUPで準優勝を果たして以来、常に上位入賞しているチームです。
他の上位入賞常連校にくらべると新しいチームですが、高校自体がスポーツに力を入れているので、強豪チームの仲間入りを果たしたのも納得ができます。ちなみに、元フィギュアスケートの浅田真央選手や箱根駅伝で名を馳せた神野大地選手の出身校でもあります。