オンラインチア留学をおすすめしたい理由

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2020年の新型コロナウイルスをきっかけに徐々に始めた「オンラインチア留学」。これをおすすめしたい理由とこんな人に受けてほしい!というのを書いてみました。

オンラインチア留学の目的

そもそもチア留学というとなんだか、チアのスキルを磨きにいく、世界のトップクラスのチームに修行しにいくといったようなすこ〜し敷居が高いような印象があるかもしれませんが、そのような目的ももちろんある一方で、それだけではないと思っております。

1、チアリーディングのスキルを磨く
2、チアリーディングを通して語学学習のモチベーションにつなげる
3、チアリーディングを通して異文化に触れる


「自宅にいながらチア留学を疑似体験できる」

チアリーディングのスキルを磨く

チアリーディングってオンラインでできるの?とたまに聞かれます。答えは「できるものとできないものがある」です。スタンツ練習はなかなかオンラインでは厳しいですが、個人技であるジャンプやタンブリング基礎、柔軟、筋トレはオンラインでも可能です。

ジャンプやタンブリング、柔軟、筋トレだけでも、日本と海外ではやり方が異なりますので、海外のチームではどのような方法で練習しているかということを学ぶことができます。

今後のチアリーディングの練習にも非常に身が入るようになりますよ。

チアリーディングを通して語学学習モチベーションにつなげる

1、好きなことを通して語学を学ぶ

英語に関わらず、何を学ぶにしても、自分の今の生活や今後に役立ちそうというイメージのつくことでないと勉強するモチベーションが上がらないということはないでしょうか?少なくとも私はそうです。高校の時、物理の授業で「これ将来役に立つの?」と疑問を持ちながら勉強していたので身になりませんでしたw 英語は好きでしたが、それでも、この単語いつ使うのよ…と思ってしまうようなマニアックなボキャブラリーは覚える気にもなりませんでした。

でも、チアで使う英語は使う場面を容易に想像できるし、実際に海外でチアをするなら必要なボキャブラリーや言い回しになるのですぐに覚えました。

チアリーディングを通して英語を知るというのは少なからず英語学習のモチベーションになると信じています。

2、チアリーディングを通して学んだ英語は日常でも役立つ

チアでよく使う英語ばかり覚えてもねえ…日常英会話に役にたないと嫌だなあ。と思っている方もいるかもしれませんが、チアを通して学んだ英単語は日常にもよ〜く出てきます。

大学時代、韓国に留学をした時の話をします。現地のチアリーディングチームに入ったのですが、その時に韓国語能力が一気に伸びました。チームメイトとコミュニケーションを取るために言葉は絶対に必要なので、嫌でも覚えるんです。もちろんチアで覚えた単語を日常会話でも応用できたので会話能力もかなり伸びました。

チアの練習で「縦一列」「横一列」「足閉じる」「集合」などはよく使います。日常では「足閉じる」という単語は使わなくても「閉じる」という単語はよく使いますよね。このように応用が利くようになるんです。

英語でも同じことがいえます。「体を締める」という意味で“Squeeze“を頻繁に使いますが、この単語は”Squeeze lemon” (レモンを絞る)など応用を利かせることができます。

3、英語に触れる機会だからこそ「英語を勉強しなければ」という気持ちが生まれる

日本にいると日本語以外の言語を使う機会がそうそうないので、「英語を勉強しておけばよかった!」と思う瞬間も多くはないと思います。ただ、いざというときに英語が使えなかったりすると普段から勉強していなかったことを後悔します。

世界大会のためにアメリカに行くことになった時、英語で開催されるコーチカンファレンスに参加することになった時、外国人コーチの指導・振付を受けることになったとき、他にも、駅で急に観光できた外国人に道を尋ねられたときなど、いざという時に英語を操れたらかっこいいですよね。

「勉強しておけばよかった!!」と思える機会を日本では得られにくいからこそ、オンラインチア留学をどんどん活用してほしいと思います。

これまでオンラインチア留学に参加してくださった方々からの圧倒的な声は「もっと英語を勉強しなければと痛感しました」ということ。それくらいオンラインチア留学を経験すると、英語勉強の大切さを痛感します。

チアリーディングを通して異文化に触れる

全人口のうち98%が日本人という、完全なる単一民族国家です。なので、多くの人が同じような考え方をします。また島国なので、どうしても他国が身近に感じられません。

しかし、世界は広いので、人種、宗教、言語、歴史、政治など様々な意見を持った人がたくさんいます。多種多様な意見が認められる文化では、日本人に特徴的な「周りに合わせる文化」「阿吽の呼吸」が馴染まない可能性もあります。意見がいえないと押しつぶされてしまうかもしれません。(現に、海外のチアリーダーたちはみんな自己主張強めですw)

チアリーディングを通して、そのような文化の違いを肌で感じることができます。

いかに自分がちっぽけな国にいたのかということを感じることもあるかもしれませんが、今後国際的に活躍できるような人材になりたいという気持ちがあれば、そのような多種多様な文化に触れるというのは大切だと思います。

オンラインチア留学だからこそできること

そして、これらのことを「家にいながらでもできる」のがオンラインチア留学です。

  • 新型コロナウイルスの影響で海外に行けない
  • 部活を休めず長期で海外に行くことができない
  • 海外でチアしたい気持ちはあるがいきなり現地に行く勇気がない

様々な理由で海外に行けない人もたくさんいると思います。実際に私も学生時代は部活に授業にと、海外に行ける日はほとんどありませんでした。

だからこそ、オンラインチア留学を通して、日本にいながらでも海外のチアリーディングに触れて欲しいと思っています!

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ABOUT US
Cheer English 編集部
2007年に日本でチアリーディングを始め、2017年~2020年にはオーストラリア・メルボルンでチアリーディングの選手兼コーチとして、現在は日本全国を回り指導・振付を行なっています。日本と海外のチアリーディングについて皆さんに有益な情報をお届けします!