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チアリーディングの強い国はここ!〜決定版〜

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チアリーディングの強い国といえば皆さんどこだと思いますか?日本国内では「日本が最強」という声や「王者アメリカでしょう」という声があがりますが、実は世界的に見るとチアリーディングが強い国はたくさんあるのです。

はじめに、チアリーディングには世界大会が2種類あることを解説します!

チアリーディングもサッカーと同様、「世界大会」と呼ばれるものが2種類あります。サッカーにもFIFAワールドカップとFIFAクラブワールドカップがあるように、チアリーディングにも、「ICUワールド(国家代表戦)」と「IASFワールド(クラブチーム対抗)」という2種類の世界大会があるのです。

そして厄介なのが、同じ世界大会なのに異なるルールを採用していること。そのため、どちらのルールを基準として国内大会が開催されるかが国ごとに結構異なります。

台湾やフィンランド、デンマーク、スウェーデンなどではICUワールド(国家代表戦)のルールに沿った国内大会がメジャーな一方、カナダ、イギリス、オーストラリアなどではIASFワールド(クラブチーム対抗)のルールに沿った国内大会がメジャーです。

アメリカでは大学チアの発展もめざましく、大学チア用のルールも複数ある状態です。

ちなみに日本はもっと厄介で、JCAルールという日本独自のルールで開催される大会がメジャーなのですが、日本独自ルールで開催される大会に出る選手は世界大会に出場することができない状態です。IASFワールド、ICUワールドと同等のルールで開催される大会ももちろんあります。

なので、世界大会に出場するとなった際も、どちらかの世界大会にしか出場しないといったことも起こるので、一概に世界ランキングをつけることが難しいのです。

具体的な例を挙げると、台湾代表はICUワールド(国家代表戦)では毎年世界2位になりますが、IASFワールド(クラブチーム対抗)にはそもそも出場しないので、台湾のチームの名前がランキングには出てきません。

チアリーディング国別ランキング(総合)

「ランキングは一概にはつけられない」という前提のもと、毎年の世界大会での成績と実際に私がみた実力を判断材料とし、勝手にランキングをつけてみました!

1位はアメリカ

やはりチアリーディングの強豪国といえば、チアリーディング発祥国でもあるアメリカ。これについては世界共通の認識で異議なしです。

大学スポーツ自体が発展するアメリカでは大学のチアリーディングクラブの実力も高いですが、クラブチームも圧倒的な強さを誇っています。大学のチア部とクラブチームの2チームを並行する選手もかなり多く(むしろ兼任する選手の方が多いかも?)、練習量もかなり多いと推測します。

世界大会でも圧倒的な強さで、特に「コエド」と呼ばれる男女混成部門においては、アメリカに勝るチームなしと言っても過言ではないです。毎年の世界大会でコエド部門では完全優勝しています。

「オールガール」と呼ばれる女子部門ももちろん強いのですが、最近はフィンランドやノルウェーのチアリーディングの発展もめざましく、アメリカの地位が危ぶまれています。

2位はカナダ

2位はアメリカの隣国、カナダを挙げたいと思います。コエド部門でもオールガール部門でもバランス良く実力があります。

「FLYERS(フライヤーズ)」や「CHEER SPORTS SHARKS(チアスポーツシャークス)」といったクラブチームはカナダでも有名で、世界各国からチアを学びにこれらのチームに入団する選手がいるほどです。

カナダ代表チームについても、その実力はしっかりと結果に現れており、ICUワールドのコエド部門では2019年にアメリカに次いで世界2位になりました。アメリカと同様、男子選手のガタイとパワーがすごく、演技自体に迫力があります。

3位はフィンランド

3位以降は正直僅差ですが、オールガール部門でメキメキと力を発揮してきているフィンランドをあげます。

これまで絶対王者と言われてきたアメリカの地位を破り、ICUワールド2019にてオールガール部門世界一に輝きました。それ以前も「いつフィンランドがアメリカを破ってもおかしくない」と言われていたくらいの実力がありました。

パワーに頼らず、基礎力がしっかりとあり、全体的に美しい技を繰り広げているのが印象的です。

また、オールガール部門のみならず、コエド部門でも常に上位入賞する実力があります。

ちなみにフィンランドでは「FUNKY TEAM」というクラブチームが有名で、このクラブチームのトップチームがフィンランド代表としても活動していると現地で聞きました。(今は個人選抜などしているかもしれません)

プチトリビアですが、昔世界の果てまでイッテQで河北麻友子がフィンランドでチアをする企画がありましたがそのチームがFUNKY TEAMでした。

4位は台湾

4位も迷いましたが、コエド部門でアメリカに次ぐともいわれ続けてきた台湾をあげようと思います。

台湾といえば、ピラミッドと呼ばれる人を3段まで重ねて実施できる技の迫力がすごいことで有名です。アジア人の小柄な体を生かして回転数を増やし、難易度の高い技を繰り広げます。

アメリカやカナダに比べると「タンブリング」という床で実施する体操技(宙返りなど)に関してはあまりスキルは高くないですが、それ以外の部分ではアメリカやカナダにも劣らない実力があります。

また、オールガール部門には出場はせず、コエド部門に全での国力を注いでいます。そもそも、オールガールの部門がまだ台湾国内であまり発展していない印象があります。

台湾では「MONSTER(モンスター)」というクラブチームが圧倒的な強さを誇っており、数年前にオールガールチームも発足していましたのでもしかしたら今後オールガール部門でも頭角を表すかもしれません。

5位はノルウェー

5位も迷いましたが、オールガール部門で実力の高いノルウェーをあげます。ICUワールド2019ではオールガール部門で世界3位の実力。フィンランドと同様、パワーもありますが基礎力が高く綺麗な技を繰り広げている印象があります。

また、コエド部門でもメキメキと力を出し始め、ICUワールド2019のコエド部門でも5位入賞しています。

ノルウェーといえば、「VIQUEENS(バイクイーンズ)」というクラブチームが有名で、IASFワールド(クラブチーム対抗)でも優勝するなど、世界も認める実力です。

6位はイギリス

6位には安定的な実力を保っているイギリスを挙げました。3位〜5位の国々は実力はありますが、国内の競技人口にはまだ偏りがある状況(一部の選手が強い)。反対に、イギリスでは指導者の質も高いこともあり、満遍なく選手たちの基礎力、実力がある印象があります。

イギリスは、ICUワールドとIASFワールドのどちらにも力を入れており、どちらの世界大会でも必ず上位入賞しています。ICUワールド2019のコエド部門では7位、オールガール部門でも5位と大健闘しています。

アメリカやカナダと同様、「タンブリング」と呼ばれる体操技のスキルも高いのも魅力のポイントです。

その他にも強い国はたくさん!

ここから先はもはやランキングにはできないほど僅差なので、注目すべき国の特徴をまとめます。

スウェーデン

特にオールガール部門での実力が高いです。フィンランド、ノルウェーと共に「北欧3国のオールガールがすごい!」と世界が認めています。

デンマーク

デンマークでもオールガール部門の実力が高く、ICUワールド2019では世界5位にランクインしています。一方コエド部門は、強い時期もありましたが、男子がチアをする文化がまだ浸透しきれておらず、選手の確保に苦戦していると現地で聞きました。

ドイツ

ドイツはコエドとオールガールの両部門でバランスよく力があるチームです。男子選手の体が大きく迫力のある力強い演技が印象的です。

メキシコ

最近、実は南米の国々のチアリーディングの発展がめざましく、メキシコについては、ICUワールド2019のコエド部門でなんと4位に!ここ数年で大飛躍しているので、これからもしかしたら優勝争いに食い込んでくるかもしれません。

オーストラリア

オーストラリアのチアリーディングの歴史は日本に比べて浅いですが、2000年頃から急激に発展し、今では、IASFワールド(クラブチーム対抗)では優勝するチームが出るほどの実力です。ここ最近はオーストラリアでもICUワールド(国家代表戦)にも力を入れていくような動きもありこれからの発展が楽しみです。

これからの発展に注目したい国々も紹介!

チリ

メキシコと同様、チリの勢いも最近すごいです。コエド部門では強豪とも言われていたドイツ代表を破り世界8位に君臨するなど目覚ましい成長を遂げています。

韓国

お隣韓国のチアリーディングも最近はかなり発展しています。まだ上位入賞には届かないですが、教会側もアメリカから指導者を呼ぶなどして選手育成に力を入れ始めています。

中国

謎に包まれることが多い中国。昔は世界大会によく出場していて結果を残していましたが、最近は世界大会の舞台にはいないことが多いです。しかし2019年に中国の大学がIASFワールドにクラブチームとして出場したときはさすが中国らしい難易度の高い演技を披露していました。

タイ

タイはひと昔前(2010年〜2015年頃)は世界大会でも難易度の高い演技を披露し、アメリカに勝つのではないか?と言われるほどでした。しかし、それ以降、世界大会の舞台に姿を現さなくなり、2019年にICUワールドに久しぶりに出場した時は世界中がかなり期待していましたが、結果はあまり思わしくなく。現在指導者育成に力を入れているようなので、今後の復活に期待!

南アフリカ共和国

チアリーディングのイメージがあまりないアフリカ地域ですが、南アフリカ共和国のチアリーディングは徐々に発展しています。カナダから振付師を呼んだりして、世界大会にも出場し始めました。まだ入賞には遠いですが、これからの活躍に期待です。

そして、気になる日本は?

日本ですが、冒頭にも書いた通り、日本独自のルールがメジャーとなっており、独自ルールで開催される国内大会でいくら優勝したところで世界大会には出場できない仕組みになっているのがもどかしいところです。しかし国内には世界にも劣らないスキルを持った選手がたくさんおり、そういった選手たちが世界大会に出場できるような仕組みに整え、演技構成自体も世界基準のルールに当てはめた内容にすれば上位入賞も間違いなくできるはずです。これからに期待です!

まとめ

いかがでしたか?チアリーディングの強い国を一概にランキングにすることは難しいですが、私なりの考察を踏まえ総合ランキングとして出してみました。もちろんさまざまな意見があるとは思いますが、参考になれば幸いです。