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トータッチジャンプのコツには4つの要素があると考えています。この4つの方法にしっかりとアプローチした練習をすることでマスターすることができます。今回はトータッチジャンプのコツについて解説していきます。
さて、それでは4つの要素、それぞれについて解説していきます。Youtubeでは、トータッチジャンプの練習方法について動画で解説しているので、併せてご覧ください。
トータッチジャンプのための筋力
まずは、筋力です。これはみんなもわかっていたかもしれません。特に、
の4つを鍛えるのが大切だと考えています。
床を蹴る筋力
トータッチジャンプではもちろん、ジャンプ力が必要ですよね。その筋力を鍛えるには、ボックスジャンプがおすすめです。すねの高さくらいの台を用意し、その上にジャンプして乗るという簡単な練習方法となります。ジャンプして乗る時は、足を伸ばした状態で台に乗るようにしましょう。足を曲げてしまうと最後まで蹴り切れていない証拠です。
足を上げる筋力
足を上げる筋力ですが、トータッチジャンプの有名な練習方法として、動画中でも説明しているように、床に座って足を上下させるという方法があります。
もちろんこの練習も大切なのですが、この練習方法だと、トータッチジャンプで足を上げる時に必要なお尻の筋肉を鍛えることが難しいです。なので、立ったところから足上げをする練習がより効果的です。
最後に足をもうひとつ高く上げる腹筋
上手な人のジャンプを見るとわかると思うのですが、上手な人は、足を上げた後にもう一踏ん張りして、足をぐいっと上げていますよね。これは腹筋が必要になってきます。その腹筋を鍛えるには、動画でもあるように、仰向けの状態から、足を上げると同時に上半身を前に倒すという練習が効果的です。
足を下げる筋力
トータッチジャンプは足をあげたら終わりではありません。足を下げるところまでしっかりと実施しなければいけませんよね。足を下げる筋力は、足を上げる筋力でやった、立ったところから足上げをして、下げるときにお尻を締めながら素早く下げるという練習方法が効果的です。
トータッチジャンプに必要な柔軟力
次に柔軟力です。体が硬くてもトータッチジャンプは高く飛ぶことは可能ですが、ある程度は柔軟力がないとしなやかなトータッチジャンプを飛ぶことができないと考えています。
柔軟力は、特に、開脚の姿勢で太ももの裏をストレッチするといいでしょう。この時に、開脚を思いっきりしてしまうとトータッチジャンプとは違うところを刺激してしまうので、90度より少し広めに開脚するくらいに抑えましょう。
トータッチに必要な瞬発力
そして、瞬発力ですがこれが厄介です。筋肉があっても、柔軟力があっても、なかなか高く飛べず足が開けないという人が多いです。例えば、トランポリンのような跳ねるマットの上なら足を高く上まで出すことができるけど、床の上だと全然足が上がらない!といった経験はありませんか?私もそうでした。
そこで、この瞬発力をあげるために効果的だったのは、腰くらいの高さの台に手を置き、そこに体重をかけながら、両足上げを連続30回行うということです。「地面を蹴った瞬間足を開く」というのを意識してください。これ、結構疲れるんですけど、効きます。
トータッチジャンプに必要なリラックスする力
そして最後に意外なのが、リラックスする力です。例えばサッカーボールを蹴るときに、蹴る足にずっと力を入れてからボールを蹴りますか?蹴るために足を後ろに引いたときは、リラックスしていますよね?そこから蹴る瞬間にキュッと力が入ります。野球でも同じです。ボールを投げるために引く腕はリラックスしているはず。そこから投げる瞬間にキュッと腕に力を入れるのです。
トータッチジャンプでも実は同じ原理が働いています。ジャンプするために、腕を高いところから回しますよね?そして足も同時に曲げてジャンプの準備に入ります。その瞬間に力を抜くようにするには、動画中でもあるように、500mlペットボトルなどの少し重いものを手に持って、力を抜きながら手を回してジャンプしてみてください。するといかに自分の腕や足がリラックスできるかがわかります。
何度かやったら、次は何も持たずに、ストレートジャンプを飛んでみてください。そうすると、スッと力が抜けたジャンプを跳べるようになります。
さて、いかがでしたか?ここまでトータッチジャンプに必要な4つの要素を紹介し、それぞれの練習方法について紹介しました。Youtubeでは動画付きで説明をしているのでぜひそちらもご覧ください。