この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
ワーホリビザを使ってチア留学をしたいといういう人が最近増えてきていると思います。しかし、まずはなにから始めればいい?という人からの質問もよく来ます。そこで今回は、ワーホリビザでチアをしたいという皆さんに向けてその方法をお伝えします。
ワーホリビザとは?
そもそもワーホリビザとはどのようなビザなのでしょうか?外務省のホームページによると、
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
とあります。
いろいろと難しく書いてありますが、要するに「滞在している間は仕事をしてもいいし、ただ遊ぶだけでもいいし、違法なことさえしなければ滞在許可しますよ」というビザのことです。
学生ビザだと学校に行くのが義務ですし、就労ビザだと働くのが義務なので、ワーキングホリデービザほど自由に動け、比較的簡単に取得できる外国の滞在ビザはないといっても過言ではありません。
ワーホリビザを使ってチア留学をしてみよう
ワーホリビザを使ってチア留学をするならまずは下調べから
毎年行ける国の数が増えているので事前に必ず確認しましょう。
オールガールのチアが強い国
オーストラリア、カナダ、ドイツ、ノルウェー、イギリス
コエドのチアが強い国
オーストラリア、カナダ、ドイツ、イギリス、デンマーク、台湾、チリ
チアを基礎からしっかりと学べる国
オーストラリア、カナダ、イギリス
この3か国はコーチの質が高いとも言われており、アメリカからの情報がすぐに回ってくる国です。そのため、世界に通用する技術を学ぶには適しています。アメリカがワーホリビザの選択肢にないのが痛いですが、この3か国でカバーできそうです。
コエドがいいのかオールガールがいいのか、どのレベルがいいのかによっても行くべき国が変わります。私は、世界大会など大きな大会での成績を調べることをおすすめします!
大会成績調査方法
過去の世界大会の成績を検索してみる
成績はFloCheerというチア情報ウェブサイトから部門別に毎年の成績を見ることができます。
気になったチームのインスタグラムやFacebookを見てみる
それぞれの国で気になったチームがあれば、ホームページやインスタグラム、Facebookを見てみましょう。どんな人が選手としているのか、コーチは誰か、コーチは資格を持っているか、どんな大会にでてどんな成績を残しているのかなどを確認しましょう。
インターネット検索で「行きたい国 cheerleading」か「行きたい都市 cheerleading」のキーワードで調べてみる
上記のキーワードで調べてみると、チームが出てきたりします。そこからアプローチしてくのも一つの方法です。
送るメールの内容例
Dear gym owner/coaches,
Hi, my name is ——— and I’m currently cheering at ★★(クラブ・学校名)in Japan. I am interested in joining ◆◆(行きたいクラブチーム名)from next April for a year.
I have over —— years experiences in cheerleading and followings are my current skill sets.
Tumbling :
Stunting:
Baskets:
Please kindly let me know when and how I can join your club.
I look forward to hearing from you.
Kind regards,
名前
このように、いつからいつまで滞在する予定か、自分のスキルを明確に記載するといいです。
これでコーチからの返信を待ちましょう。※返信は遅めです。
さて、コーチから「練習に参加していいよ」と返信がきたら早速渡航準備に移りますが、事前に
・シーズンが始まる時期、終わる時期
・トライアウトの時期
・大会時期
・いつからチームに参加するのが理想か
について質問しておくといいでしょう。国によってシーズン開始時期や大会開催時期が異なります。シーズン途中から渡航するよりも、シーズン開始時期と終わる時期に合わせて渡航した方が時間を有効活用できます。
例えば、オーストラリアでは、12月初旬にトライアウトが終わると、12月中旬から1月末までは長期オフ、2月から5月までは基礎練期間、5月中旬から大会シーズンが始まり、11月末に全国大会という流れです。そのため、11月末に渡航し、トライストを受け、基礎練をチームと共にしてから、大会シーズンを迎えるのが理想です。そのため1年間の動きを確認することが時間を無駄にしないためにも重要と言えます。
その後の渡航準備についてはこちらの記事をご覧ください!