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チアリーディングではよく合同練習が行われますよね。日本と同様、海外でも他のチームと共にトレーニングをすることがあります。しかしその意味合いが少し異なります。
そこで今回は、チアリーディングで合同練習をどんどんすべき理由についてお伝えします。
さて、先週の木曜日、同じメルボルンにあるOUTLAWSというチアジムのオールガールレベル5のチームKELLY GIRLSと合同練習を行いました。
いつも私たちのペースで練習を進めているけど合同練習ではそうはいきません。相手とのマット割りだとか、全通しのタイミングだとかを気にするので、ややペースが乱れがち。
日本でも私のチームは毎週のように合同練習があったので、なんだかこのせわしない感じが懐かしく思えました。
私の所属していた大学には青マットが2面あって冷房暖房もあって2階席もあって照明も明るくてチアの練習施設としては都内では一番と言われているほどでした。
そのため、ほかの大学から合同練習の申し込みが多かったのです。その当時は他大学が施設に困っているから」という理由での合同練習が99%でした。つまり、マットを貸してあげる感覚です。
しかし、オーストラリアでのチームはそのチームごとのチアジムがあったりするので、「練習場所がないから」という理由での合同練習でないことが多いです。ではなぜわざわざ合同練習をするのでしょうか?
ずばり、他のチアジムのチームが見ている中での練習により、緊張感を持った練習ができるようにです。他のチアジムのチームがみている中でピラミッドが総崩れしたり、スタンツがポロポロと落ちたりするとそれは「チームの恥」になります。コーチの恥にもなる。
だからいつも以上に緊張感持って練習に取り組むことができます。
また、いつもは同じチアジムの他のチームの選手たちが全通しの演技を見てくれるのですが、やはり他のチアジムの人たちの前で演技するのは格別に緊張感が増します。最高の演技を見せてやりたい!っていうマインドになります。
日本でよくある、「練習場所がない」と言った理由ではなかったとしても、他チームとの合同練習を数回重ね、演技当日の緊張感に体を鳴らすという理由で、合同練習は非常に効果的な練習方法です。