USAジャパンとはどんなチアリーディング協会?

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USAジャパンは日本のチアリーディング協会ですが、どんな大会を主催したりどんなことをしている協会なのでしょうか?日本でも歴史の深いチアリーディング協会です。

USAはアメリカを意味するわけではない

日本には大きく分けると3つのチアリーディング協会があります。
他の2つの協会についてはすでにこちらで紹介しています。

これに加えて通称「USAジャパン」という大きな組織があるのですが、名前にあるUSAをしばしば、アメリカを意味するUSAと勘違いする人がいます。USAジャパンのUSAは「United Spirits Association」の頭文字をとっています。

設立は1988年

USAジャパンの設立はJCA(日本チアリーディング協会)の設立翌年である1988年です。こちらも30年以上の歴史があるチアリーディング協会です。

各種大会の主催・後援や、世界大会への選手派遣、国内におけるクリニックの開催、指導者育成などを事業として行い、日本でのチアリーディングの普及活動にも力を入れています。

USAジャパンが主催する国内大会

USAジャパンが日本国内で主催している大会については以下の記事で詳しく紹介しています。

USAジャパンの世界大会への選手派遣

USAジャパンでは、毎年IASFという国際チア連盟が主催する「Cheerleading Worlds」、Varsityが主催する「Summit」という大会に「日本代表クラブチーム」を派遣しています。

毎年3月に国内で開催される「USA NATIONALS」という全国大会で、優れた演技をしたチームをクラブチーム日本代表として選出しています。優勝したら必ず選出されるというわけではなく、あくまでも「世界大会で演技するに値する実力がある」と認められたチームのみが選ばれます。

世界大会の種類についてはこちらに詳しく記載しています。

USAジャパンが主催する講習会

USAジャパンでは年間を通して「キャンプ」とよばれるチアリーディングの講習会を開催しています。認定インストラクターによって丁寧に教えられるキャンプは毎年好評です。

USAジャパンの指導者資格

USAジャパンでは選手の育成だけでなく、指導者の育成にも力をいれています。USAジャパンでh指導者資格として3級から1級までの3段階の資格を用意しています。

指導者ライセンス3級

指導初心者向け、指導をする上で必要な基本知識を学ぶ。受講条件は特になし。講義4時間と実技2時間の講習を受けることで取得できる資格です。

講義では、スポーツ指導者の役割、チアリーディング理論、スポーツ指導者に必要な医学知識を学び、実技では、基礎用語、アームモーション、ジャンプを学びます。

指導者ライセンス2級

地区大会への出場を考えている指導者やジュニアチームの指導者に適した指導者ライセンスです。指導者資格の3級保持者が受講できます。講義が6時間、実技が6時間、そして最後に検定試験の合計3日間で開催されます。

講義では、指導者としての心構え、ルーティーンの構成、トレーニングの役割、スポーツ指導者に必要な医学知識を学び、実技では、コール、スポッティングなどについて学びます。

指導者ライセンス1級

地区大会等の出場経験があり、さらにステップアップを目指すチームの指導者に適した資格です。指導者ライセンスの2級保持者のみが受講可能。講義7時間、実技7時間、最後に検定試験と3日間に及びます。

講義は、スポーツ指導者に必要な医学知識、指導計画と安全管理、トレーニングの役割について。実技では、スタンツテクニック、タンブリングテクニックについて学びます。

USAジャパンの審査員コース

USAジャパンでは、公認審査員育成のための審査員育成コースも開催しています。このコースは審査員になることだけではなく、「審査員目線を共有する」という目的もあり、もっと深く審査基準について知りたいという方も受講できるコース。

コース内容は、チアリーディングのオールスター部門のスコアリングガイドラインの詳細解説、ジャッジとしての心得、各カテゴリーの演技分析、採点方法などについてです。

2日間のコース受講後には、トライアウト(映像での模擬審査)を行い、認定されるとUSAジャパンが主催する大会において公認ジャッジとして活躍することができます。

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ABOUT US
Cheer English 編集部
2007年に日本でチアリーディングを始め、2017年~2020年にはオーストラリア・メルボルンでチアリーディングの選手兼コーチとして、現在は日本全国を回り指導・振付を行なっています。日本と海外のチアリーディングについて皆さんに有益な情報をお届けします!